マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


そして夜は甦る

評価:5.0

そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

そして夜は甦る (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)

  • 作者:〓, 原
  • 発売日: 2018/04/04
  • メディア: 単行本

原尞のデビュー作。
レイモンド・チャンドラーのハードボイルド小説の教科書的な探偵フィリップ・マーロウを彷彿とさせる文体と探偵澤崎が活躍する人気シリーズと発展していく。
探偵事務所に正体不明の男が訪れ、行方不明のルポ・ライターの行方を調査するように依頼を受けるところから物語は始まる。
元々のチャンドラーがそうである通り少し言葉足らずな面はあるものの、物語の展開は速く、めまぐるしく謎が謎を呼び、意外なところへ澤崎と読者を運んでいく。
都庁が移転する前の時代なのだが、後の石原東京都知事を彷彿とさせる人物が登場したり、なかなか感慨深いものがある。
元々は「沢崎」という表記だったが、この版では「澤崎」となっていた。原尞のこだわりらしい。

闇金ウシジマくん 第37巻

評価:4.0

沖縄に逃亡し、金融屋として生活するマサル(村田仁)がデリヘル嬢ののどかに関わっていく話。台湾に逃亡する前にマサルの身柄を抑えたい丑嶋と柄崎は、戌亥の調査によってようやくマサルの仕事を割り出す。

闇金ウシジマくん 第36巻

評価:4.5

ヤクザくん編完結。飯匙倩との最終決戦。そして肉蝮まで絡むクライマックス。
そして舞台は転じて沖縄に。村田仁と名前を変え潜伏するマサルは、金城という男の元で金融屋をやっていた。東京とは違う沖縄の闇金事情。そして友人の仲間に紹介されたデリヘル嬢に深入りしていく。

闇金ウシジマくん 第35巻

評価:4.0

飯匙倩に捕えられた加納は拷問を受けながらも丑嶋に助けを求めなかったが、猪瀬組の熊倉は、組の上層部に報告せず飯匙倩を脅して丑嶋の身柄を材料に取引しようとするが、逆に捕えられてしまう。
飯匙倩組と猪瀬組の本格的な抗争に発展していく。

闇金ウシジマくん 第34巻

評価:3.5

丑嶋包囲網を巡らせる飯匙倩組。丑嶋を金蔓としている猪瀬組滑皮と飯匙倩との全面対決の様相を呈してきた。
丑嶋を裏切ったマサルは既に足を洗っていた加納に迫る。

グラゼニ ~パ・リーグ編~ 第5巻

評価:3.5

前巻に登場した二軍上がりの700万円台投手、布川、本木、薬丸のアマがき隊編。
その急成長の裏には、徳永コーチのデジタル・デトックスにあった。

七つの大罪 第37巻

評価:4.0

魔神王との最後の戦い。メリオダスとバンの魔界での千年の修行の成果がここに終結する。
そして全ての戦いが終わり、エリザベスとメリオダスの三千年に渡る呪いが解かれる。
しかし、ブリタニアの平和はまだ訪れないのだった……。