マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 STB(セット・トップ・ボックス)

船橋のCATV(テレビふなばし、船橋ケーブルネットワーク、FCN)のデジタル放送サービス(地上・BS・CS110)は6月から開始されたようなんですが、STB(セットトップボックス)の調達がまだできていないらしく、わが家での導入は7月以降にずれ込みそうです。

これまでのアナログ放送用のホームターミナルは、構造も接続方法も随分簡単なものでした。同軸ケーブルをホームターミナルに繋ぎ、コンポーネント端子(もしくはS端子)をテレビに接続すればよかった。

ホームターミナルからの出力は2系統あったので、一方はテレビ、もう一方をビデオ(わが家の場合RD-XS41)に接続していました。

デジタル放送になると、これがまたちょっとややこしくなるんですね。

現在のわが家のテレビは何年も前のものなので、D端子入力なんてできないです。画面比ももちろん3:4。

ハイビジョンテレビを導入することになると、やっぱりiLINK接続になると思われます。さらにiLINKでRD-XS41に繋ぐことになるものと思われます。

しかし、この辺りがさっぱりわかりません。なんというか想像の外にあるというか。そもそも、テレビふなばしから配布されるSTBにiLINK出力があるかどうかもわかりません。D端子出力はあるだろうけど、音声光出力があるかどうかもわかりません(まぁ普通に考えればないと困るんだけど)。

CATV用デジタルSTBにもいろんなのがあるようなんですが、例えばJ-COMなどで使われているTZ-DCH500なんかだと、D端子出力(1系統)も光音声出力(1系統)もiLINK出力(2系統)もあるようです。CATV側でTナビPanasonic系のサービス?)対応していれば、LAN接続して利用可能だということです。

このあたりの機能は、STBがどこの製品になるかで大きく違ってくるんでしょうね。

まずは実物を見てから、ということになりそうです。



テレビふなばしはJCN(ジャパンケーブルネット)系列だということがわかりました。同じ系列には武蔵野三鷹ケーブルテレビや葛飾ケーブルネットワーク、ケーブルネットワーク千葉などがあるようです。

で、武蔵野三鷹ケーブルのデジタルコース案内の写真を見る限り、STBはどうもパイオニアのローエンドSTB「BD-V500」に見えます(CATVの総合展示会「ケーブルテレビ 2003」が開幕(AV Watch)の写真参照)。

BD-V500の場合、EPGも利用できない上にハイビジョン対応にもなってないとAV Watchの記事には書いてあるんですが(汗)。デジタル放送の意味ないがな。

STBはJCN側で共同購入する……というような記述がJCNのサイトにあったので、ひょっとすると同じのかもしれません。ううむ。

あ、でも。テレビふなばしのデジタルコース案内をよく見ると、「※デジタルコースの番組案内はございません。EPGでご覧いただきます」という記述が! てことは少なくともEPGは利用できる、ということで自動的にBD-V500は消滅、と考えていいんですかね?

ううむ。テレビふなばしに確認した方が早いような気がしてきた(汗)。



ということで、さっそく電話して聞いてみました。

テレビふなばしのデジタルコースのSTBマスプロ製DST22でした。公式ページよりAV Watchの記事の方がまとまってます。

D端子出力1系統、コンポーネント出力2系統、S端子出力2系統。

「主な特徴」には光ディジタル音声出力端子付と書いてあるんですが、「主な規格」には音声出力はピンジャック2系統としか書いてなかったりします(汗)。どっちやねん。AV Watchの記事を信頼すれば、光出力もあるようです。

で、予想通りiLINK出力はないです。予約はやっぱり今までと同じようにRD-XS41STB両方やらないといけないんでしょうね。

一応STB側にLANポートがあり、Webブラウザ機能もあるようです。

ううむ。微妙すぎる……。

まぁ、今までのホームターミナルよりは機能も上がっているし、チャンネルも増えたということで自分に言い聞かせるしかないかなぁ。