マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 ビューワーとしてのPSP

さてさて。

なんだか公私ともに忙しくてPSPどころじゃなかったりしますが。

マンガビューワーとしてPSPの機能を検証してみました。

画像は著作権を考慮して載せないことにしました(汗)。文章読んで想像してください。


元画像の推奨サイズは、1000×700ピクセル程度が最適でした。

あまり画像のサイズが大きすぎると、ピントが合うまでに時間がかかり過ぎてストレスを感じてしまいます。かといって、サイズが小さすぎると、拡大したときに文字がくっきりと見えない感じです。

なので、個人的には縦のピクセルを1000に合わせて、横はナリでスキャンしてみました。解像度(dpi)もいろいろ変えてやってみましたが、300dpiでスキャンして約1/2に縮小する感じでOKでした。1600dpiでスキャンして縮小してもみたんですが、300dpiのものと区別は付きませんでした。150dpiでそのままというのでもいいかもしれません。

サイズに関しては、個人個人で好みが違うと思うので、いろいろ試してみればいいかと思います。

/PSP/PHOTO/

の下に、一階層までフォルダが作れるので、一まとめにフォルダごとコピーすればOKです。フォルダ名やファイル名は特に制限はないようでした。

PSP上では、フォルダのアイコンはフォルダ内の最初のファイルのサムネイルになるようです。表紙をスキャンしておけば、さながらPSP文庫といった感じで使えそうです。

PSPで写真を表示すると、デフォルトでは縦フィット表示されます。これは横フィット表示にモード切替することができます。縦フィットモードと横フィットモードは、電源を切っても保持しているようでした。

縦フィットの場合、全体を把握するのにはいいんですが、文字を読み取るのは困難です。横フィットならば、ほとんどの文字は判読可能です。

ページ送りはR/Lで行えます。

横回転は□ボタン+R/Lで可能ですが、横回転して文字が読めるかというと……微妙なところです。文字が大きめのマンガなら読めないことはなさそうです。あんまりセリフのないマンガならいいかも。

ただ、横表示で読もうとすると、ページを送る毎に回転する必要があるので、横表示で読みたいという人は、最初から横向きの画像にしておくなどの工夫が必要かもしれません。

画像の拡大・縮小は、□ボタン+アナログキーでシームレスにできます。前述のサイズ程度の画像だと、ほとんどストレスを感じることなく拡大・縮小ができます。


とまぁ、こんな感じです。

正直に言えば、マンガビューワーとしてはイマイチ使いづらいかもしれません。普通にマンガを持ち歩く方が楽だし、読みやすいです。

14インチ程度のディスプレイでも、見開きを全体表示したりすると文字が潰れてしまうことがありますもんね。

どうしてもPSPでマンガが読みたい、という人以外にはあまりオススメできないかなぁというのが正直なところです。


次に動画ですが。

携帯動画変換君というフリーソフトPSP用のMP4動画への変換ができるということで、試してみました。

とりあえず手持ちの動画で試してみましたが、普通に観れました。

DVD-LX8に比べるとやはり迫力や画質が違いますが、電車の中で観るのには十分な感じです。実際にDVD-LX8を通勤電車で試したこともありますが、やはり8インチは大きすぎるんですよね(笑)。新幹線や飛行機のように、ゆったりした座席で観るにはいいんですが、通勤電車にはPSPの方がフィットしそうです。

30分のアニメを試しにエンコードして観たんですが、特にストレスもありませんでした。通勤電車の中で観るには丁度いい感じです。

メモリースティックDUOの512MBがかなり売れてるようですね。これは紛れもなくPSP効果でしょうね。確かに512MBあると、動画もたっぷり入りますし。

まぁしかし。とりあえず変換できる動画で常時入れておきたいものもないので、私は長渕の桜島ライブのMP3を入れてます。これだけで300MB(汗)。

iPodでもいいんですが、PSPの場合スピーカーから聴くことができるという利点があります。これが意外とイイ音なんですよ。

というわけで、今はMP3プレイヤーになってしまってます。


しかし、ほんとに何でも詰め込んだ贅沢な携帯機ですね。UMD入れてなければ電源入れたらほぼ瞬時に起動できるし。液晶は綺麗でし。

PSPが売れれば、メモリースティックDUOも普及して、SDカード並に大容量化+低価格化していきそうなので、ちょっと期待してます。1GB、2GBくらいまで行けばiPod持ち歩かなくなりそうな気もします。

まぁ、現状ではMP3プレイヤーとしてはまだまだiPodの方が便利ですけどね。

でもPSPiPod両方携帯するのも、ねぇ。どっちかひとつとなると、何でもできるPSP……という選択肢もありですかね。