評価:
(ぽすれん)(Amazon)
去年テレビで放送されたときに、終盤だけ観ました。DVDにもなっていたので、最初からまとめて全部観ることにしました。
自閉症という障害を抱えた光くんとその母親(篠原涼子)が、小学校の養護学級教諭の里緒(小林聡美)と出会うことで、子供と共に成長していく、というストーリーです。
もうね。たまんないです。かみさんともども、小林聡美のファンになりました(違)。
武田真治がまたいいセリフをたまに吐くんですわ。ああ、あのシーンを思い出すだけで涙が溢れてきます。
うちのかみさんは結婚前、障害を持った子供たちを親元から預かる福祉施設で保育士をやっていました。なので、自閉症の子供やダウン症の子供など、いろんな子供をみてきたんですね。自閉症にはかなり個人差があるそうです。症状も違えば成長過程も違うので、育て方もかなり難しいようです。
このドラマのコンセプトは、「自閉症という障害のことを、少しでも知って欲しい」というもの。だから助けて、ではなく、だから見守って、というところが味噌なんでしょうね。
所々で現実離れした展開もあるんですが、ちゃんとしたメッセージ性もあるし、何より人間ドラマとして面白かったです。全部観るにはちょっと時間かかっちゃうけど(汗)。
特に子供を持った親に観て欲しいドラマでした。