マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『24 -TWENTY FOUR- vol.11』 テリーとシェリーだけ別次元を生きてるような

評価:4.5

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例によってネタバレを含みます。



それにしても。ジャックの妻、テリーの傍若無人ぶりには参ってしまいます。このテロリストたちとの戦いの中で一体どれだけたくさんの人が死んだというのか。まったくわかってない上に、CTU内をウロウロしたり、ジャックを救えだの、キムはまだかだの、挙句の果てには「私、妊娠してるの」ときました。いやはや。女は強いというか、なんというか。困った人です。

一方、パーマーの妻、シェリーもすごいことになってます。影に隠れてこそこそと策謀するんですが、ほとんどパーマーにお見通し。あそこまでいくとアワレでさえあります。これまた困った人です。

まるでふたりとも心ここにあらずというか。今、大変なことになってるというのに。

というわけで、そんなふたりとは別次元であるかのように、物語はいよいよ大詰めになってきました。ヴィクター・ドレーゼン一味に囚われたジャックは、アレクシスとの人質交換により解放されますが、キムがまだ人質に囚われているために、パーマーへの交渉役に遣わされます。

ここで罠にはまったと見せかけて、パーマーが暗殺されたように見せかけるんですが……。CTU第二の内通者が登場する、という展開です。

そこで次回(最終回)へと続くんですが、ここでまた思わずニヤリとさせられてしまいます。持っていき方がうまいです。この期におよんでそうくるか、と。

正直に言って、話の展開が強引だし、困った人たちばかりだし、24時間って結構長いし、観ていて疲れるんですが、なんなんだ、この楽しさは(汗)。

あと1巻で終了してしまうと思うと非常に寂しくもあり、嬉しくもあります。