マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『プラネテス 9』 最終巻。感無量

評価:5.0

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これまで結構長い時間をかけて観てきたシリーズなんですが、ここまでくると感無量です。

いろんな人の想いが交錯していて、ひとつひとつの言葉が重いです。

原作でも重要なキーワードだった「ここも宇宙」という言葉。もう少し重くしてもいいかなと思ったんですが、これはこれでいいのかなと思いました。それよりもずっとずっと重い言葉が、ハチからタナベへの言葉です。あのセリフだけ聞いただけで涙が止まりませんでした。

く〜。

たまりません。

モビルスーツも戦艦も出てこない近未来スペースドラマ。現実感とユーモアが同調しつつ、着実に原作とは違う世界観を築いていった素晴らしいシリーズだったと思います。

宇宙のゴミ掃除屋の物語と言ってしまうとなんとなくつまらなさそうなイメージなんですが、そんなことはないです。原作を読んだ人も、そうでない人も、是非オススメしたいシリーズです。