マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ハンガー・ゲーム』下

評価:5.0

ハンガー・ゲーム(下): 1 (文庫ダ・ヴィンチ) [Kindle版]@Amazon (Amazon)
第12地区代表のカットニスとピータは、ハンガー・ゲーム開始してほどなく、再会する。しかし、ピータはなぜかプロたちの集団と行動を共にしていた。準備期間中に示していたピータの優しさはマヤカシだったのか。カットニスは半信半疑に陥りながら、狩られる側として逃げ惑うことになる。
極限状態の中で続くハンガー・ゲームだが、状況の過酷さとは程遠い爽やかな文体で、そこまで凄惨な気持ちにならずに読み進めることができる。下巻はハンガー・ゲームの進行に合わせてテンポよく物語が進んでいくので、ほとんどノンストップで読み終えてしまった。
Kindleでは、原書が実に簡単に手に入れることができるのだが、3部作全巻まとめて2,178円だったりする。日本語版だと3まで上下巻で各429円なので、合計2,574円。Kindle Fire HDで読めば、Text-To-Speechもできるし、X-Rayにも対応しているのでいろいろ楽しめそう。ということで、原書も買ってしまった。ピータはPeetaなんだね。ピーターじゃない、と(笑)。英語が比較的平易なので、英文多読にもお勧めのような気がする。

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