マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


Kindle Fire HD 非純正アプリの満足度はイマイチ

Amazon
というわけで。

昨晩は酔っ払いながらAndroidスマホ用アプリをいくつか導入してざっと動かして満足したのですが、改めていろいろと試してみました。

まずkinoppyですが、やや不安定です。Google Playでデバイスに対応したモジュールを配布しているのか、Kindle Fire HDとはいわゆる相性が悪いようで、ビューワーが突然落ちることが何度もありました。まぁ、非純正なので当然といえば当然ですね(笑)。

また、iOS版kinoppyでできることのうち、紙の色変更や内蔵辞書検索が使えないというのも不便に感じます。画面の縦横比率は、iPad miniを横持ちした状態が一番しっくりきます。字取りや余白など、ほとんど文庫本を読んでいるような感覚になります。

Kindle書籍を読んでいるときもそうなんですが、横持ちにするとやや縦方向の長さが足りないんですよね。マンガを横持ちで読むとわかるんですが、左右に非表示領域が生じています。横方向が余るということはやはり縦方向の長さが足りない。縦書きの和文書籍の場合、横持ちすると行数に対して字取りが少なく感じます。iPad miniの画面比率はその点、ちょうど文庫本を広げたくらいの縦横比になっているので快適です。よく計算されている、とも言えます。

こういう部分は細かい使い心地を左右するんですが、電子書籍端末という観点では非常に重要な部分なんですよね。

というわけで、現時点ではkinoppy書籍はiPad miniで読むのが最適だと結論付けておきます。とりあえずAmazonアプリストア公認のkinoppyが出るまでは、ということですが。そんなのが出るかどうかはさておき。

なお、Kindle本は、一般的な和文書籍ならPaper Whiteがやはり最適です。頻繁にマーカー引いたり辞書やWebを参照したりコメント入れたりするのであれば、和文書籍をFire HDで読むのもアリです。ただし、縦持ちで(笑)。英文書籍はKindle Fire HDの一択。Text-To-SpeechやX-Rayも使えるし。

マンガはKindle Fire HDで読むのが最適。iPad miniでも大差はありませんが、次巻購入のしやすさで判断しました(逆に財布の紐を締めたいのであればiPad miniの方がいいかもw)。

なんだかPaper Whiteの活躍の場が少なくなったような気もしますが、なんといっても書籍への没入感は最高なんですよね。長時間読んでても目が疲れないし、余計な機能がないので本を読むのに集中できます(笑)。

続いてhulu。こちらは、再生自体は問題ありませんでしたが、縦持ちモードでしか視聴できないので残念な感じでした。hulu plusが対応しているAndroid端末ならば違うのでしょうが、私の持っているGalaxyS-II LTEの場合、hulu plusをダウンロードしてもノーマルのhuluが落ちてきます、対応はしてないようです。

↑この部分、再確認したら、ちゃんと横持ちモードで再生できました(『ツイン・ピークス』)。リスト機能は縦持ちモード限定ですが、再生すると自動的に横持ちモードになりました。ならこれで十分じゃないか(笑)。

パズ&ドラについては、今のところ強制終了もないので安定していると言えそうです。「ぐんまのやぼう」とか「にほんのたたかい」とかも入れてみましたが、問題ありません。

Amazonアプリストアでは日替わり無料のコンテンツが公開されているのですが、今日ダウンロードしたSlice Iceは意外と面白いです。流氷の上を動き回るペンギンを、氷を切り離してできるだけ小さな氷の上に集めて行く単純なゲームなんですが、下手なドライブゲームなんかよりよっぽど面白いです。

毎晩0:00にコンテンツが切り替わるんですが、たまに1000円以上するようなツール系アプリ(「Documents to go」など)も配信されることがあるので、うっかり見逃せません(汗)。

というわけで、飽きるまでは日課としてアプリストアをチェックしていくことになりそうです。

AmazonアプリストアでKindle Fire HDに合わせてカスタマイズされた純正アプリが配信されるのを気長に待つ、というのが正しい姿勢なのかもしれません。