評価:4.0
(Amazon)人間の持つ様々な感情や、歴史に翻弄される人生、宮廷生活をテーマに、絵画の紹介をする。
スペイン・ハプスブルク家の凋落の歴史を語るベラスケスの『フェリペ・プロスペロ王子』。
オーストリア・ハプスブルク家の皇妃エリザベート。
マリア・テレジアとマリー・アントワネット。
『我が子を喰らうサトゥルヌス』をはじめとする『聾者の家』の連作『黒い絵』のゴヤ。
ロシアを代表するレーピン、ドラクロア。
キリストの磔刑を描いたルーベンスと『イーゼンハイムの祭壇画』。
背景を知った上で眺めると、絵に込められた深いメッセージを読み取ることができる。