マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


自炊書籍をタブレットで読むには

さて。自炊作業は結局、Opticbook4800でのスキャンに落ち着きました。
shallvino.hatenablog.com
ソフトは、eBookscanを使っていたのですが、元々使っていたBookPavilionの方が細かい設定ができる(ファイル名の連番桁数設定など)ので、今ではこちらを使っています。

では、実際にスキャンした自炊書籍をタブレットでどう読んでいるのか、という話を書いていなかったので、今回はそちらを紹介したいと思います。

iPadでは、昔からi文庫HDというアプリがあります。これは初代iPadが出た当時から使っているいわゆる老舗アプリの上位版です。元々は個人が作成したアプリだったと記憶していますが、ドワンゴが買い取ってiOS版のみ配信しています。

i文庫HD

i文庫HD

  • DWANGO Co., Ltd.
  • ブック
  • ¥840

有料ですが、個人的にはこれ以上のアプリはないというくらいに完成度が高い。個人的には価格に見合ったアプリだと思っています。

単ページスキャン画像も見開きスキャン画像も対応してくれるし、zipやrarなどの圧縮形式でも読み込めるのが最大の魅力。

青空文庫形式のフォーマットにも対応しているので、青空文庫の無尽蔵ともいえるライブラリーが全て楽しめます。青空文庫は直接ライブラリーを見に行くことができるので、新着本や著者別などで検索できるのも強みです。

このアプリとKindleアプリがあれば、iPadでは読書に困ることはありません。

個人的には、Kindleアプリのフォントが気に入らないのと、読み上げが使えない(ページごとに読み上げはできるけど、使い勝手の面で使えない)ので、Fire HD 10も手放せません。


では、Fire HD 10で自炊書籍を読むには……ですが。

これはPerfect Viewerというアプリを使っています。

Perfect Viewer

Perfect Viewer

昔はAndroid用にi文庫Sというのがあったように記憶しているのですが、今はもう入手できないようです。

このアプリもzipファイルなどにも対応していますし、単ページ、見開きページでも対応可能。基本的に何でもできるようです。

アプリのデキとしては、i文庫HDの方がよくできているように思います。

青空文庫形式にも対応しているのですが、こちらはイマイチ使い勝手がよくありません。

なので、青空文庫形式のテキストは、こちらの読書家というアプリを利用しています。

読書家 (青空文庫形式ファイルリーダー)

読書家 (青空文庫形式ファイルリーダー)

↓のプラグインを入れればフォントのダウンロードもできるので、割と便利です。

読書家 Font Download Plugin

読書家 Font Download Plugin

とまぁ、読むデバイスと読む本はいろいろあるんですが、読むスピードが遅いのでなかなか進みません(汗)。基本的に山を崩すよりも積み上がるスピードの方が速いので、どんどん溜まっていきます。