マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


アルスラーン戦記

評価:3.5

田中芳樹原作、荒川弘原画のアニメシリーズ第1シーズン。
原作小説の『アルスラーン戦記』は、高校生の頃に書き下ろし発売を読んでいた。
銀河英雄伝説』と並ぶ田中芳樹ファンタジーの原点である。
荒川弘も好きなマンガ家で、『鋼の錬金術師』や『銀の匙』、『百姓貴族』も読んでいる。
このシリーズに前後して、小説版のKindle化も進み、改めて第7巻『王都奪還』までを再読した。
書き下ろし小説の方は、第9巻の『旌旗流転』くらいまで読んだ後、刊行ペースが著しく遅くなったので読まなくなっていた。
もはや何もかも懐かしいが、再読した上にマンガも読んでいるので、アニメ初見なのに既に懐かしい感じがする。
アニメはマンガ版をはるかに追い抜く勢いで進む。マンガ版の現時点での最新刊第10巻は、マルヤムの王女イリーナ内親王、片目のクバードアルフリードの兄メルレインが出てくる辺り。アニメの第1シーズンではそこも一気に通り過ぎてしまう。
小説版で言えば、第4巻『汗血公路』あたりまで。