マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


ちはやふる 第41巻

評価:4.5

ユーチューバー詩暢が大活躍。
詩暢の練習相手として登場する新は、詩暢のよき理解者になる。
千早は詩暢を一人にさせないために無理を重ねるが、徐々に歯車が狂い始める。
絶望の果てに訪れる新年やいかに。
この巻ではこれまで以上に百人一首の読み手や歌の背景が描かれる。
ラストの一コマのためにこの巻があると言っても過言ではない。
なんとなく、崇徳院の歌「せをはやみ いはにせかるる たきがはの われてもすゑに あはむとぞおもふ」のような巻である。