マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


パラノーマル・アクティビティ3

評価:4.0

パラノーマル・アクティビティ3 [Blu-ray]

パラノーマル・アクティビティ3 [Blu-ray]

パラノーマル・アクティビティ』シリーズの3作目。
1作目はケイティの家、前作はケイティの妹クリスティの家で起こった怪異だった。
今回は、2作目の直前、ケイティがミカと同棲する前に荷物をクリスティの家の地下室に預けるシーンから始まる。
その荷物の中に、ケイティとクリスティの亡くなった祖母ロイスから預かったというビデオテープが入っていた。
確か前作では、クリスティ家が荒らされた際、なくなったのはケイティのネックレスだけだったはずだが、今作ではこのビデオテープがなくなっていることになる。そして、そのビデオテープの中に収録されていたのが、ケイティ・クリスティの少女時代の映像だった。
彼女たちの母親ジュリーと、その再婚相手のデニスの暮らす家で起こった1988年9月の映像には、クリスティの想像上の「トビー」の仕業と思われる超常現象が映っていた。

1988年という時代なのだが、なぜか怖くないお化けとして「キャスパー」の名前が出て来たりする。「キャスパー」は95年の作品なので、これはちょっとやっちゃってる(汗)。
でもそれ以外はなかなか時代を感じることができる。特にカメラを首振り扇風機に設置するアイディアは、映像効果的にもかなりいい。
1作目、2作目で語られていた「燃えてしまった家」というのはこの家ではない可能性もある。というのも、この家はまだ新しいというセリフがあるからだ。
ケイティとクリスティの実の父も登場していない。そのあたりは次作以降ということになるのだろうか。