マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


銀河英雄伝説 第7巻

評価:5.0

常勝ラインハルトが初めて煮え湯を飲ませられることになったアスターテ会戦。
一方、ラップを失ったジェシカは、好戦的な演説を繰り返すトリューニヒトに抗議し、憂国騎士団に狙われるようになる。
トリューニヒト=某愛国主義的首相、憂国騎士団ネトウヨという構図を1980年代に既に描いていた田中芳樹に脱帽するほかない。
同名では第十三艦隊が発足し、帝国ではオーベルシュタインとヒルデガルドが登場する。オーベルシュタインとヒルダの陰陽の重要人物がほぼ同時登場するというのも、この物語の奥深さである。
物語がいよいよ本格的に動き始める。