マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


パラノーマル・アクティビティ 呪いの印

評価:3.5

パラノーマル・アクティビティ/呪いの印 [Blu-ray]

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パラノーマル・アクティビティの番外編。
公開されたのは2014年なので、4と5の間に当たる。
時系列的には2012年6月なので、4の半年後、5の半年前ということになる。
舞台はカリフォルニア州
高校を卒業したばかりのジェシーとその悪友ヘクター。ジェシーの彼女のマリソルが、今回の現象の当事者。
ジェシーの家の下に住む女性アナの部屋で何やら怪しい。なぜかジェシーの同級生で優等生のオスカーがアナの部屋から出てくるところを目撃(というか録画)する。
アナの部屋で怪しげな儀式が行われていることを知るジェシーたちだったが、夜中にオスカーが屋根から逃げ、アナが殺されていることを知る。
ジェシーたちはアナの部屋で何があったのかを知るために潜入するが、そこに例のケイティとクリスティのビデオがある。
ある夜、ジェシーは農場の夢を見、年老いた女たちに囲まれていた。目が覚めると腕にかまれたような跡があった。
その後、ジェシーは不思議な力を身につける。
「儀式」によって、儀式対象者に変化が発生するのは4のワイエット(ハンター)と同じ現象。ジェシーの行動が徐々に変化していることを気にしたオスカーは、ネットでハンター失踪事件の情報を得る。そしてその事件でひとり残されたアリ・レイ(完全に存在を忘れていた!)に連絡を取り、相談するのだった。
4と5の間の作品ということで、「儀式」についての設定が小出しにされる。
また、5で「扉」の先は時間を超えることがわかるのだが、それを先取りした結末になっている。
ネットではかなり評価が低いようだが、意外としっかり作られていると思える。これまで消息が不明だったアリが再登場した点も興味深い。