マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


死霊館

評価:5.0

死霊館(字幕版)

死霊館(字幕版)

  • 発売日: 2014/01/29
  • メディア: Prime Video

悪魔に呪われたアナベル人形のエピソードから始まるこの映画は、実話を元にしたエクソシスト系ホラーである。
実在の心霊研究家エド&ロレイン・ウォーレン夫妻がペロン一家の事件に関わる物語。
とある家に引っ越して来たペロン一家は、封印された地下室を発見し、そこから不可思議な現象に悩まされるようになる。
話としてはよくある「呪われた家」ものなのだが、物語の展開やウォーレン夫妻の特異的なキャラクター性、そして何よりもカメラワークや音響を使った緊迫感が観客の恐怖を煽る。
実はケーブルテレビで『アナベル 死霊館の人形』を録画したので、その前にこのシリーズを視聴しようと思ってそれほど期待せずに手に取ったのだが、予想以上によかった。
アイテムの使い方も絶妙で、冒頭に紹介されるアナベル人形がまた恐怖心をそそる。
ホラー映画でここまで「なんか違う」と思えたのは、『リング』、『呪怨』、『ブレアウィッチ』、『ファイナル・デスティネーション』、『REC』、『パラノーマル・アクティビティ』以来じゃないかなと思ったんだけど、列記してみると意外と多い。そして全部シリーズ化されてる。
というわけで、しばらくエド&ロレイン・ウォーレン夫妻シリーズを追っていくことになりそう。
次回作以降も期待。