評価:5.0
マイケル・ダグラス主演、リドリー・スコット監督。アンディ・ガルシア、松田優作、高倉健が出演している。不朽の名作。
バブル絶頂期の大阪を舞台に、松田優作演じるヤクザ佐藤を追ってNY市警の刑事ニックさんとチャーリーさんが駆け巡る。
この映画を撮影した直後に松田優作が亡くなったのが有名過ぎて、作品を純粋に楽しめるまで寝かせるつもりで観ていなかったのだが、ついに観ることができた。
高倉健の存在感がたまらない。なんという優しさ。なんという潔さ。松本(高倉健)が語る「盗み」に対するメッセージが胸に熱い。
至る所に見たことのある人たちが登場するが、その何人かがすでにこの世にいないということがまた悲しい。