評価:5.0
衛星を使った画期的なグローバルネットワークを構築し、世界に情報革命を起こすIT企業ナーブ。
ナーブを率いる天才社長ゲーリー・ウィンストンから、ぜひとも入社して欲しいと請われるマイロとテッド。
マイロはゲーリーの要請に応じて入社することになるが、オープンソースに理想を求めるテッドは入社を拒み、独自路線でシステム開発を進めることになる。
映画の公開が2001年。こういうIT系の映画は実世界の進歩が速すぎて、内容が陳腐化するのも早いのだが、この作品はストーリーのデキが素晴らしく、今観ても十分面白い。
ソースコーディングで世界に名を残したいマイロとテッドの野心、天才ゲーリーに率いられたエリート集団ナーブ、天才にはなりきれない平凡エンジニア、技術革新についていけないアナログな元警察の警備員など、個性に富んだ魅力的なメンバーが物語を盛り上げる。
あまり期待せずに観たのだが、最後まで楽しめる作品だった。
敵の先手を取るのが鉄則でしょ?
その通り!
知識は世界の財産
オープンソース万歳。