マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『銀河英雄伝説』第17巻 ガイエスブルグ墜つ

評価:4.0

ガイエスブルグ編クライマックス。
死亡フラグの立ったケンプと、ヤンの不在を見抜いたものの主張を貫き通すことができなかったミュラーの対比。
ケンプはガイエスブルグとともに散り、重傷を負ったミュラーはラインハルトの前で敗戦の責任を詫びる。
爆発するかと思えたラインハルトはしかし、怒りを鎮めてミュラーの責任は問わないのだった。
扇動に暗躍したフェザーン商人は、さらなる作戦を展開し、歴史は加速していく。
それにしてもヤンの安定感たるや。机の上にあぐらをかく姿がこれほど安心に感じるキャラクターはなかなかいない。


個人的にはオーベルシュタインが好き。