評価:4.0
アシリパさんの受け渡しを拒否した杉元は、樺太から脱出を図る。
道中、白石とロシアの狙撃女性兵と合流し、杉元たちは樺太を脱出。北海道の大地に再び上陸するのだった。
アイヌの生活様式に戻って来た安心感もあるが、北海道に戻るとまた刺青人皮を巡る複雑な戦いが展開していくのだろうなという予感もある。
この巻で心に残ったのは杉元と狙撃女性兵の絡みと、アシリパさんのセリフ。
「わからないことをカムイのせいににして考えることをやめるのは良くないことだ」
思考停止がいかに危険かを示唆するセリフで、現代でもとても汎用性がある。
ということで、そのセリフのシーンを本日のイラスト練習の題材とさせていただいた。
※ちょっとセリフが変わっちゃってるけど、転記ミスです(汗)。