マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 原作とは似て非なるモノ

評価:3.5

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

進撃の巨人 ATTACK ON TITAN

  • 発売日: 2016/02/10
  • メディア: Prime Video

2015年の実写版『進撃の巨人』。
マンガ・アニメの実写化映画で評判がよかった作品は少ないのですが(個人的には評価している作品はいくつかあります)、この作品の前評判も酷いものでした。
基本的に、映画を観る前はあまり情報を入れたくないと思っているんですが、それでも聞こえてくるものはしょうがありません。
ということで、かなり時間を空けて観てみることにしました。
水原希子石原さとみが出演しているのは知っていたが、エレン役は三浦晴馬だったんですね。ストイックで影のあるキャラなので適役だと思いますが、設定からして舞台演劇っぽい雰囲気になっていました。
原作は『進撃の巨人』ではあるものの、どちらかというとそれをベースにしたオマージュ作品という印象が強いでしょうか。エレンやミカサ、アルミン、サシャ、ジャン、ハンジなどは原作っぽいキャラクターとして登場していますが、物語の展開も別物だし、「ヘリコプター」や「不発弾」という原作ではないファクターがあったりします。
監督は『シン・ゴジラ』などの樋口真嗣なので、巨人対巨人の描写はさすがでした。
原作ファンからすると、この映画は似て非なるモノだと思いますが、映画としては意外と面白かったです。
ということで、ラクガキ。
このピエール瀧、巨人っぽいよね(汗)。
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