マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ブレア・ウィッチ』 20年ぶり

評価:3.5

ブレア・ウィッチ(字幕版)

ブレア・ウィッチ(字幕版)

  • 発売日: 2017/05/12
  • メディア: Prime Video

1999年制作の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』でヘザーが失踪してから20年。
弟のジェームスは、大学の課題としてジェームスの記録映像を撮影しているリサ、幼なじみのピーター、その彼女アシュリーとともにあの「ブラック・ヒルズの森」に戻るのだが……。
当時の『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』の感想がこちら
「なんじゃこりゃな映画」としつつ、その背景にあるインターネットを通じた作品世界の展開に驚いている。あれからほぼ20年。その続編として、『ブレア・ウィッチ2』という映画があったはずで、自分も観たような気もするのだが、感想も残ってないし記憶もない。今回の映画では深く語られていないが、その背景にある歴史などはそれとなくレーンとタリアによって語られる。
手法としてはヘッドセットタイプのカメラを利用したり、ドローンが出て来たり、最新技術を使ったモキュメンタリー(懐かしい)である。この手法はまさに『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』が作り出したホラー映画の潮流とも言える。
実録のように見せかけ、主人公なども実名で登場するなどというこの手法は、『REC』『パラノーマル・アクティビティー』などに引き継がれている。
朝起きたらテントにこんなのがぶら下がっていたらそりゃビビるよなぁ。
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