2層型DVD+Rドライブ発売に先駆けて、対応ソフトの方が早く出るんですね。なるほど。
気になるのは以下の部分。
その中で、2層ドライブ特有の問題を解消するため、新ソフトには「Sonic SmartBalance」と「Sonic JumpSafe」の2つの技術を開発、今回のソフトに搭載したという。
特有の問題というのはつまり層切り替えの「ブレイクポイント」。
2層型なので、当然「どこで層切り替え(レイヤーブレイク)するか」が問題になるんですね。
MPEGというのは基本的に、前後の画像で不変の部分をうまく利用しながら差分データで動画を表現しているんですね。
アニメの目パチや口パクと同じような感じです。顔アップの場面では、顔の部分は不変だから、一枚の絵を用意すればいい。口と目の部分だけ動くので、差分データとしてその部分だけを重ねれば、全体としてしゃべっている顔アップ動画ができる、という感じです。
このあたりの話は門外漢なのでよくわかんないんですが、なんとなくそんな感じで理解しています。
層切り替え時には、MPEGデータ(ストリーム)が分断される状態になるわけで、そうなると不変部分の微妙な差異から、どうしても動画が止まって見えたり、ブレて見えたりしてしまうんですね(たぶん)。
このソフトでは、そのあたりを軽減してくれるロジックが組み込まれている、というわけなんですね(きっと)。
2層型DVD作成時は、ドライブの書き込み品質だけでなく、書き込みソフトのブレイク・ポイントロジックの品質も重要になってくる、ということですね。