マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ほんとにあった! 呪いのビデオ』37

評価:3.5

「呪いのわら人形」
投稿者不明映像。深夜の神社を撮影した映像。
神社の裏の森の中で何体かのわら人形に五寸釘が打ち込まれているのを発見するふたり。
そこへうめき声を上げながら、白い着物の女性が近寄ってくる。
その女性は下半身がないように見えるのだが。
いやぁ、この映像はインパクトあるわ。

「シリーズ監視カメラ 自動車」
乗用車の車内に設置された監視カメラの映像。
投稿者の尾上さん(仮名)にインタビューするのはスタッフ長田。
中古で買った車の助手席に傷が付けられていることを不審に思った尾上さんが監視カメラを設置したところ、夜中に車が揺れて助手席側の窓ガラスに人の手の跡のようなものがいくつも現れる映像が撮れたという。

「二つの眼」
クリスマスに外国人の家に遊びに行って撮影した映像。
途中で映像が乱れて、斜めに二つの眼のようなものがまばたきするのが映っていた。

「狂死のビデオテープ 胎動」
取材班が巻き込まれている不可解な事件の記録という触れ込みのシリーズ。
『ほん呪』30『ほん呪』36で話題になった「心霊博士」。36で連絡がつかなくなったのだが……。
心霊博士の電話番号を鳴らす新人スタッフ伊月肇。だが、携帯電話は既に解約されていたようだった。
ここで話は別の投稿動画の話に移る。
投稿者は緒方さん(仮名)。兄義明さんの携帯電話に残されていた映像だという。
高校の時の友人と飲んでいたときの映像らしい。しかし、彼は交通事故で亡くなったのだという。
義明さんの友人に連絡を取ろうとするが、友人や大学はNG。一年前まで通っていた予備校の教師が話を聞いてくれる。
義明さんはベテラン講師が授業中にオカルトの話をした際に喧嘩になったという。
そのベテラン講師の浅野さん(仮名)は、生徒からオカルト博士とか心霊博士と呼ばれていたという。
心霊博士の電話番号を予備校教師に確認すると、浅野氏のものだという。
浅野氏が住んでいた家に行くが、既に引っ越した後で、近所の人によると浅野氏が最近亡くなったという。神経を病んでいて、自殺したらしいというのだが。
ここで緒方義明さんの映像。
携帯を落としてベッドの下が映った際に、恨みがましくカメラを見つめる男の顔が横向きに映っていた。
つづく。

「海岸の洞窟」
キャンプ地の近くにあった洞窟を撮影した映像。
岩の隙間に、しがみつく手のようなものが映っている。

「隣人の声」
古いアパートで、隣の部屋から聞こえてくるあえぎ声に、面白がって耳を壁に当てる友人を撮影した映像。
途中から男の怒鳴り声や叫びに変わり、壁に何かを叩きつけるかのような音。
友人にカメラを向けると、その背後に女性の影のようなものが見える。
しかし、アパートの隣は空き部屋だったという。

「誕生日ケーキ」
誕生日のろうそくを消す映像。
ろうそくを吹き消す瞬間に、男性の顔に女性の顔のようなものが映る。

「狂死のビデオテープ 続・胎動」
別の取材中に、スタッフ長田に電話が入る。スタッフルームに変な人が来ているという。
制作会社社員沢田が初登場。心霊博士のテープをすべて
スタッフルームの監視カメラで、不審な男にスタッフ板倉由佳が応対するが、暴力を振るわれてしまう。
翌日、心霊博士の娘と名乗る女性から電話が入る。スタッフ長田とスタッフ伊月、演出児玉の三人で出向くが、彼女はひとりずつ来るように伝えるのだった。
次回、心霊博士の娘と対面する。