マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


2015-01-01から1ヶ月間の記事一覧

『「怖い絵」で人間を読む』 中野京子

評価:4.0 (Amazon) 人間の持つ様々な感情や、歴史に翻弄される人生、宮廷生活をテーマに、絵画の紹介をする。 スペイン・ハプスブルク家の凋落の歴史を語るベラスケスの『フェリペ・プロスペロ王子』。 オーストリア・ハプスブルク家の皇妃エリザベート。 …

『海月姫』 第8巻

評価:3.5 (Amazon) Jellyfishの縫製を委託するためインド工場と接触する蔵之介。新キャラ・ニーシャとその兄登場。 人一倍ダメージを受けやすい尼〜ずのみなさんが、稲荷の言葉に傷つけられる中、蔵之介はなんとか事業をレールに乗せようと工面する。 しか…

『海月姫』 第7巻

評価:3.0 (Amazon) まさかの花森司会で始まる天水館ファッションショー。 総理大臣の甥・蔵之介が女装男子であることをカミングアウトして一躍話題に。 蔵之介の母・リナが絡んで修と月海の東京大学物語(違)。 花森さんがなぜかばんばに頭が上がらなかっ…

『竜のかわいい七つの子』

評価:3.0 (Amazon) 九井諒子の短編集。 空想上の生物が出てくる物語七編が楽しめる。 『竜の小塔』、『金なし白緑』、『犬谷家の人々』がなかなか良かった。 特に『犬谷家』のノリは、『ダンジョン飯』と共通するものがある。

『ONE PIECE』 第76巻

評価:4.0 (Amazon) ドフラミンゴの元に急ぐルフィたち。 いつものように、サイドごとに物語が展開していく。ようやく大きなウネリがひとつの場所に集まり始めた。 ウソップの見せ場がいい。リク王のもとに集まった国民が立ち上がる。 後半はドフラミンゴや…

『海月姫』 第6巻

評価:3.0 (Amazon) 千絵子の母、千代子陥落。稲荷強し。 天水館売却の危機に、蔵之介はクラゲのファッションショーをぶつける。 まやや脱皮。まさか花森さんが……。

 うちカフェ始めました

昨日、近所で以前から気になっていた喫茶店に行ってきました。喫茶いずみこだわりのコーヒーが飲めるお店ということで行ってみたんですが、これが大正解。 マスターにモカが好きだと言うと、4種類のモカを並べてくれて、ひとつひとつ説明してくれました。そ…

『海月姫』 第5巻

評価:3.5 (Amazon) 花森さん、さらっと過去暴露してるけど、割と凄い過去だ(笑)。 稲荷の演技にコロリとだまされる修だったが、稲荷は逆に修の真っ直ぐな行動に動揺する。 月海のデザイン衣装が劇団に採用される。蔵之介のプロデュース力が素晴らしい。 …

『海月姫』 第4巻

評価:2.5 (Amazon) 千絵子のミシン捌きが素晴らしい。 ジジまで吊る蔵之介怖い子。 覚醒した月海によってクラゲのドレスは完成するが、修と稲荷を見た月海はまたネガティブモードに陥り、さらに蔵之介が男だったことがバレてしまう。 とりあえずベルばらの…

『グラゼニ 〜東京ドーム編〜』 第1巻

評価:4.0 (Amazon) 文京モップスに来た凡田の一年目が始まる。 移籍してきた凡田に、生え抜きだが一軍と二軍を行ったり来たりしている中継ぎ投手杉里が弟子入りしたいと言ってくる。 しかし、モップスでのポジションを確立ことに精一杯で弟子は取らないと言…

『グラゼニ』 第17巻

評価:4.0 (Amazon) オープン戦でウエハラとの必勝パターンが確立され、メジャー昇格が目の前にちらついた凡田だったが、ブルーソックスはレジー・クレイボーを獲得してしまった。 メジャーへの道が突然閉ざされ回顧された凡田に、ダーティ桜塚から東京に戻…

『海月姫』 第3巻

評価:3.5 (Amazon) 千絵子抄の大家族スペシャル。 そして花森さんのキャラクターが覚醒する(笑)。花森さんが全部持って行ってしまう。 花森さんのベンツ愛、尼〜ず以上に深い。こういう真っ直ぐな天然キャラを描かせたら東村アキコの右に出る者はいないん…

『ダンジョン飯』 第1巻

評価:4.5 (Amazon) ダンジョンの深層でドラゴンと戦い、あわや全滅の危機。ファリンが魔法で仲間を脱出させるが自らはドラゴンに食われてしまう。 兄のライオスはすぐにでも救いに行きたいが、パーティーからは2人が離脱。残ったのはエルフの魔法使いマル…

待望のKindle for PCが登場

Kindleが日本にやってきて、足りなかったものがひとつあるとすれば、それはPCでKindle本が読めなかったことである。 koboやKinoppyでできるのに、Kindleはできなかった。 実を言うと、日本上陸前のKindle for PCはあったのだが、縦書きに対応していなかった…

『海月姫』 第2巻

評価:2.5 (Amazon) 月海と修がなぜかうぶな恋に落ちる。 「お母さん、どうしてこの人は私達にここまで世話を焼くのでしょうか」 いみじくも月海が言う通り。なんで蔵之介がここまで天水館に関わるのかよくわからない。 月海のライバル稲荷と尼〜ずの戦い。 …

『ファイナル・デッドサーキット』

評価:3.5 (Amazon) 『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第4作。 今度はサーキット場。 サーキットで予知を見たニックが、死の連鎖から逃れるために奔走する。 今回はニックが次の死のイメージを見ることが、死の予兆となっている。 3D版として公開…

『キングダム』 第36巻

評価:4.5 (Amazon) 著雍の戦い。 魏火龍の凱孟が信に一騎打ちを挑む。 一方王賁の玉鳳隊は、魏火龍の紫伯と対峙。紫伯は槍の名手として有名だったが、他の魏火龍同様死んだものとされていた。 十四年前に起こったという魏火龍同士の争いの回顧シーンなど。 …

『ファイナル・デッドコースター』

評価:3.0 (Amazon) 『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第3作。 180号便の事故の6年後、23号線の事故の5年後。 マッキンレー高校の卒業前イベントで、ジェットコースターの事故に巻き込まれるウェンディ。 搭乗前に事故の予知をして、ウェンディ以…

『海月姫』 第1巻

評価:2.5 (Amazon) 男子禁制の腐女子の園、天水館。ヲタ心を拗らせて身を寄せ合う彼女たちの中で、ひときわ純粋にくらげへの愛を貫く倉下月海(つきみ)。 そこに突如現れた女装の男性、蔵之介。 蔵之介は民自党の鯉淵議員の息子だったが、月海の天然っぷり…

『デッドコースター』

評価:3.0 (Amazon) 『ファイナル・デスティネーション』シリーズ第2作。 180便の事故から1年。 今度は高速道路で大事故が起こる。 予知によって難を逃れたキンバリーが、生き残った人々を死のリストから救おうとする物語。 前作『ファイナル・デスティネー…

『テラフォーマーズ』 第10巻

評価:4.0 (Amazon) ミッシェル、燈、アネックス、八恵子を人質に取った爆の前に、これまで沈黙を守ってきたローマのランキング1位、ジョセフがついに姿を見せる。 一方、中国軍が裏切ったことを地球に伝えるため、マルコスたちがアネックス1号の通信設備奪…

『七つの大罪』 第12巻

評価:4.5 (Amazon) バンがケルヌンノスの角笛の命令に従ってメリオダスを襲う。 一撃のもとにメリオダスの腕が飛ぶ! エリザベスを奪ったヘンドリクセンに、ドレファスとグリアモールが当たる。 そして七つの大罪とヘンドリクセンの最終決戦。 七つの大罪の…

『テラフォーマーズ』 第9巻

評価:2.5 (Amazon) 膝丸とミッシェルが弾丸蟻とマイマイカブリと戦う。 ミッシェルが父親の仇討ちを果たす。 膝丸とミッシェル専用の対テラフォーマー専用武器が登場する。 ここに来て唐突に登場した専用武器。しかも膝丸用の武器の登場の仕方は取って付け…

ブログ再編中

2年間ほど、ブクログや読書メーターに展開していた読書メモを、ブログ用に再編集中です。年明けから風邪を拗らせています。インフルエンザではなく、普通ののど風邪ですが、夜になると咳が止まらなくて弱ってます。昨晩はタマネギを切って枕のそばに置いて寝…

『テラフォーマーズ』 第8巻

評価:3.0 (Amazon) 中国とロシアとの死闘。アネックス1号の内外で激しい主導権争いが展開される。 7日間の沈黙を破り、新世代のゴキブリたちが攻撃を仕掛ける。 このマンガの特徴として、設定が後出しになる傾向があるので、互いの関係がわかりにくい。 死…

『テラフォーマーズ』 第7巻

評価:4.0 (Amazon) 夜営する第1班だが、ゴキブリたちの襲来はなかった。 小町とアシモフは、ゴキブリたちの指導者格が倒れたことに感づく。 ゴキブリたちの攻撃がないと見込んで第1、2班はアネックス1号を目指す。 そこで彼らを出迎えたのは裏切者たちだっ…

『テラフォーマーズ』 第6巻

評価:3.5 (Amazon) 蚕蛾とゾウムシのゴキブリを相手にする第1班。小町、マルコス、鬼塚が活躍。 アシモフのロシア班は、ピラミッドを捜索。予想していたラハブの遺産は見つからなかったが、かつて連絡が取れなくなった無人探査機を発見する。 ゴキブリたち…

『テラフォーマーズ』 第5巻

評価:3.5 (Amazon) アドルフ・ラインハルトの過酷な人生。ゴキブリ軍の指導者との決戦で致命的なダメージを受けるアドルフ。 小町率いる第1班は、マルコスと加奈子が活躍する。 有力者も簡単に死んでいくこの物語。今後も誰が突然死んでいくか全くわからな…

『テラフォーマーズ』 第4巻

評価:3.5 (Amazon) ミッシェル班に襲いかかる足が発達したゴキブリと、水中から攻撃をしかけるゲンゴロウ。 アシモフ率いる戦闘集団ロシア班と、ドイツのアドルフがそれぞれゴキブリ相手に活躍する。 日米班だけでなく、ロシア班やドイツ班のメンバーにもそ…

『テラフォーマーズ』 第3巻

評価:3.5 (Amazon) 火星到着直前にゴキブリたちに襲われるアネックス1号。 アネックス1号がまだ宇宙空間にいる間にゴキブリたちが攻撃を仕掛け、薬を狙い、統率の取れた行動をする。 アネックス1号は緊急時のプランδに従い6班に分かれて行動するが、それさ…