『ほんとにあった! 呪いのビデオ』シリーズ第40巻。もはやどれがどれだか、どこまで観たのかもあやふやになる本数である。
前回の『ほんとにあった! 呪いのビデオ』39まで、執拗に続いていた「心霊博士」の関係するシリーズは、今回は登場しない。なので、単発モノとして楽しめる回である。ちょっと寂しくはあるけれど。
今回紹介される映像は以下の通り。
「社員旅行」
10年以上前の社員旅行の映像。旅館の部屋ではしゃぐ社員たち。カメラが窓を捉えたときに映り込んだのは……。
「硫化水素」
引っ越したばかりの友人宅にカップルで押しかけて携帯電話で動画を撮り続けるというちょっと変わったシチュエーション。事故物件だということで部屋のあちこちを見て回っていると、突然女の子が……。
「うつりこむ眼」
雪祭り会場でカップルが撮った映像。彼のメガネに一瞬何かが映り込む。
「自然発火」
今作のメイン。とあるインターネット通販で買った椅子が自然発火するという。販売した家具店に取材すると、制作したメーカーはもう廃業したというのだが。
「夏の川原」
川原で花火をする男女の映像に妙な姿が映り込む。
「ハウススタジオ」
大学の映画サークルがハウススタジオで撮影した映像。カメラワークが斬新(そういう話ではない)。
「シリーズ監視カメラ レンタルオフィス」
レンタルオフィスからひと気がなくなった瞬間に映ったものは……。
「夜の池」
自宅近くの池で撮影中、友人が突然池に飛び込むのだが。
「続・自然発火」
制作メーカーの廃業を追って取材をするスタッフが辿り着いたのは。