マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『夜は短し歩けよ乙女』 ああ麗しの電気ブラン

評価:4.0

森見登美彦原作。

お酒を飲むことをこれほど肯定的に描く作品も最近珍しくなったと思いながら、冒頭から同じようなペースで芋焼酎ハイボールを飲みながら楽しんだ。

原作ももちろんお酒が進む作品ではあったのだが、映像のコミカルさがそれに輪を掛けて酒を礼賛しているように感じる。

基本的には原作踏襲で物語は進むが、かなり突拍子のないエピソードの連続なので、これをどう映像化するのかという想像を超える演出になっていた。

映画を観ていたら電気ブランを飲みに神谷バーに行きたくなった。誰か一緒に行きましょう。