マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


2015-02-01から1ヶ月間の記事一覧

『ヴィンランド・サガ』 第1巻

評価:4.0 (Amazon) 11世紀のヨーロッパを席巻したヴァイキングの物語。 北の民(ノルマンニ)、デーン人と呼ばれた北欧ヴァイキングのトルフィンという短剣使いの少年が主人公。 アイスランドの戦士トールズの息子トルフィンは、なぜか父の仇のアシェラッド…

『GIANT KILLING』 第34巻

評価:4.0GIANT KILLING(34) (モーニングコミックス)作者:ツジトモ,綱本将也発売日: 2015/02/27メディア: Kindle版タイトルを取りに行くと宣言した達海。 リーグ一位の大阪ガンナーズ戦でその真価を示す。 ダルファー監督と達海の子供っぽい…

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 第9巻

評価:5.0 (Amazon) セイラの回想。U.C.0068、サイド3ムンゾ自治共和国。 ムンゾ自治共和国議長のジオン・ズム・ダイクンは、演説の途中で何者かにより毒殺される。 ザビ家の仕業とみたジンバ・ラルは、息子のランバ・ラル大尉にダイクンの妻アストライア以…

『ヱヴァンゲリヲン 新劇場版:Q』

評価:3.0 (Amazon) 実は何度か観ようと思っていたのだが、何度も途中で挫折。 短い時間に情報量が多く、しかもこれまでの世界観を覆すかのような出来事の連続についていけず。 三度目くらいにしてようやく最後まで観ることができた。 その間にマンガ版のエ…

『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』 第8巻

評価:5.0 (Amazon) ホワイトベースがジャブローに到着する。 一方、ホワイトベースの後を追うことでジャブローに基地があると察知したシャアは、アッガイとズゴックによるジャブロー潜入作戦を展開する。 カツ・レツ・キッカ大活躍スペシャル。 ガンダムの…

『シドニアの騎士』 第14巻

評価:5.0 (Amazon) 第二融合個体かなたの身体を手に入れた科学者落合。 緑川の機転と丹波の命がけの行動により一時的に撤退させることに成功する。 そしてシドニアはついに大シュガフ船に総攻撃を仕掛ける。 しかし各所に現れるシュガフ船団により、シドニ…

『シドニアの騎士』 第13巻

評価:5.0 (Amazon) 重力子放射線射出装置のための自律式転換機構を設置する衛人隊。長道はいつもムチャをしてしまう。 新人衛人操縦士を救うために継衛改二で出撃する長道。 つむぎをシドニア内に誘導し、デートする長道。 どう見ても死亡フラグなんだけど…

『シドニアの騎士』 第12巻

評価:4.5 (Amazon) 前巻からの新キャラ市ヶ谷テルルの立ち位置も定着し、安定した巻。 新造戦術防巡艦水城がシュガフ船級の連結型ガウナと遭遇し、戦いが始まる。 仄炒(しょう)がガウナに取り込まれてしまうが……。

『宇宙兄弟』 第25巻

評価:5.0 (Amazon) CES-66のクルー、ジョーカーズのクルー記者会見。 その前日になんとモッシュが……。 その事件以降打ち上げまでは淡々としたものなのだが、そこがまたいい。 親父の夢、日々人の夢、そして六太の夢。心で祈ってたって叶うもんじゃない。日…

『シドニアの騎士』 第11巻

評価:5.0 (Amazon) 惑星セブンに植民地からの漂流者で人工生命体の市ヶ谷テルルがいることがわかる。 長道たちはヘイグス機関を搭載しない旧型の一五式衛人でテルル救出作戦を展開する。 新キャラテルルがまた独特。テルルとつむぎの攻防が秀逸。

『テラフォーマーズ』 第11巻

評価:3.5 (Amazon) 第4班が陣取る通信コントロール室に向かう1・2班。 防護服が用意されていると思われる食料庫は、既にゴキブリによって奪われていた。 コントロール室前で爆を襲うゴキブリ二匹。 ブラック企業で働いていたウォルフのエピソードが泣ける。…

『シドニアの騎士』 第10巻

評価:5.0 (Amazon) 巨大ガウナの突撃をなんとか凌いだシドニア。しかし纈(ゆはた)を救うためイザナが負傷。 イザナを見舞う纈と長道が描かれた無音のコマで時間の流れがさりげなく描写されている。上手すぎ。 触手妖怪ハンター仄姉妹とこたつ。新たな融合…

『シドニアの騎士』 第9巻

評価:5.0 (Amazon) 惑星ナインの大気圏で紅天蛾(べにすずめ)と戦うつむぎ。 紅天蛾を一度は倒すが、ヘイグス粒子を吸収され、逆転。 そこにイザナを救った長道が戻る。 それにしても。このマンガめちゃくちゃ面白い。 特につむぎが登場して以降はさらに深…

『シドニアの騎士』 第8巻

評価:5.0 (Amazon) オカリナ戦で大きく損傷したつむぎだったが、胞衣を再生して復活。 科学者落合は科戸瀬ユレ博士とともにより完全体に近い融合個体の研究を進める。 大シュガフ船への攻撃を目指す艦長は、恒星レムの惑星ナインを目指す。 その偵察隊にイ…

『シドニアの騎士』 第7巻

評価:5.0 (Amazon) 船型ガウナに有効だった落合の融合個体・白羽衣つむぎ。 オカリナ相手につむぎと衛人隊が出撃。 ついにオカリナ本体を撃破する。 つむぎの存在が意外とすんなりシドニアの人々に受け入れられてびっくり。

『シドニアの騎士』 第6巻

評価:5.0 (Amazon) 小惑星は衛人隊の大きな犠牲のもとに撃墜された。 小林艦長は、佐々木開発主任に一八式の新規生産を中止し、後継機の大量生産を開始するように指示する。 サマリの「おやじもう一本つけて」がたまらん。 新型の一九式試作機に乗る長道だ…

『その後の世界最強の商人』 オグ・マンディーノ 山川紘矢・山川亜希子訳

評価:3.5 (Amazon) 自己啓発本のお手本とも言える『世界最強の商人』の続編。 世界最強の商人だったハフィッドが引退して14年。ハフィッドは世界中に自分の成功法を伝えるために講演するようになる。 講演はしかし、それほどの成果は得られず、ハフィッドは…

『乙嫁語り』 第7巻

評価:4.5 (Amazon) 姉妹妻編。 スミスの立ち寄った富豪の妻アニス。 風呂屋で知り合った豊満な女性シーリーンと姉妹妻になるお話。 なんというか、ボーナスゲームのようなサービスシーン満載。 前巻が殺伐としていたので、たまにはこういうのほほんとしたの…

『シドニアの騎士』 第5巻

評価:5.0 (Amazon) 科学者落合は岐神海苔夫の身体を乗っ取り、外生研の田廣ヌミもシドニア血線虫によって支配する。 落合の目指すのは、人を象った星白胞衣に人間との融合個体を産ませることだった。 小惑星をシドニアに衝突させようとするガウナ312体。 衛…

『シドニアの騎士』 第4巻

評価:5.0 (Amazon) あれよあれよと言う間に班長となる長道。 長道が毎回出撃させられるのは、シドニアを支配する不死の船員会と小林艦長の間に交わされた契約だった。 「だっだだだだって俺はシドニアの騎士ですからっ!!」 イザナは星白機ガウナ紅天蛾(…

『シドニアの騎士』 第3巻

評価:5.0 (Amazon) ガス惑星から現れた寄居子3体は、星白機を再現し、人の言葉をしゃべることができた。 寄居子とは一体何なのか。 ガス塊からシュガフ(衆合)船が現れ、寄居子1体を残して衛人隊は撤退する。 シドニアがいかにしてカビザシを手に入れたか…

『シドニアの騎士』 第2巻

評価:4.5 (Amazon) シドニアのエースたち4人が寄居子に挑むが、重力杯12連覇中の赤井も含め瞬殺される。 絶望的な戦いの中で、長道が命令違反を犯し、単体で寄居子に挑む。 そして宇宙空間に放り出された星白を追って、シドニアに帰還できる限界距離を超え…

『世界最強の商人』 オグ・マンディーノ 山川紘矢・山川亜希子訳

評価:5.0 (Amazon) ダマスカスの大富豪「世界最強の商人」ハフィッドが、先代の「世界最強の商人」パトロスから受け継いだ十巻の巻物。 そこには世界最強の商人となるための秘密が記されていた。 両親を疫病で失い、パトロスからラクダの世話係として養子と…

『シドニアの騎士』 第1巻

評価:4.0 (Amazon) 宇宙空間で活動する謎の生命体「寄居子(ガウナ)」によって人類は滅亡の危機に瀕していた。 最後に残った恒星間宇宙船シドニアは、宇宙空間で活動できる人型戦闘機「衛人(もりと)」を操り、寄居子に唯一有効な槍カビザシを使って対抗…

『ワタシは最高にツイている』 小林聡美

評価:4.0 (Amazon) 2004年から3年間の小林聡美のエッセイ集。力の抜け方が絶妙。 もともと女優としてかなり好きな方なのだが、文章を読むのは初めて。 読んでみると、三谷幸喜の文章より肩肘が張ってなくて読みやすい。 このふたりは2011年に離婚していて、…

『アルスラーン戦記』 第3巻

評価:4.0 (Amazon) 銀仮面卿に寝返り、大将軍(エーラーン)となったカーラーンは、ギーヴとファランギースを迎えたアルスラーンの一行に討ち取られる。 アンドラゴラス大王はまだ存命中だという情報を得たナルサスは、王都エクバターナを目指す。 銀仮面卿…

『海月姫』 第15巻

評価:3.5 (Amazon) AVIDYの裏側をファヨンから教えられる蔵之介。 そして花森さんはカジノで盛大な空振り。ダメ人間の見本か。 舞台がシンガポールに行ってから登場の機会が激減した尼〜ずだが、尼〜ず結成にいたる前日譚が語られる。 「我々にとっては一般…

『海月姫』 第14巻

評価:3.5 (Amazon) カイの幼少時代からのエピソードを挟み、本格的にシンガポール編に突入。 月海がシンガポールに発つも、まだわかってないシュウシュウ……。不憫とは彼のためにある言葉かもしれない。 「日本人はみんなと一緒が一番安心」。カイ社長、わか…

『海月姫』 第13巻

評価:3.5 (Amazon) ヴェネチアに飛んだシュウシュウは予想通り迷走。 連絡が取れないうちに月海は拉致され、AVIDYのデザイナーとして囲い込まれる。 ニーシャ、稲森を含め、尼〜ずの存在感が一気に薄れ、笑いどころはほぼ花森さん。花森さん強いよ、強すぎ…

『NARUTO』 第72巻

評価:4.5 (Amazon) NARUTO最終巻。 穢土転生やら何やらで蘇りまくりだった過去の人々も去り、ついにナルトとサスケの最後の戦いへ。 全てこのシーンのためだったのだと、今では思える。二人の対決をいかに感動的に盛り上げるか。そのためだけに広げられた壮…