マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


最近の記事

過去の書評などを遡って書いたりするので、最近一週間分くらいの更新を表記しておきます。

続・深夜食堂 早くこういう店で気軽に飲みたい

評価:4.0

「続・深夜食堂」

「続・深夜食堂」

  • 発売日: 2017/06/24
  • メディア: Prime Video

2016年の作品。
前作のキャラクターも引き続き出ていたりするが、基本的には短編ものという作り。
緊急事態宣言が出ている状況からすると、こういう店が今どうなっているのかを想像してしまって、心が苦しくなる。
とあるシーンで、屋台船が出てくるのだが、そういえばちょうど一年ほど前に、新型コロナの最初のクラスター事案としてやり玉にあげられていたのを思い出した。
あれから一年。密な状態で飲食をすることがここまで制限される生活が続くとは誰も予想していなかった。
この新しい生活様式がいつまで続くか、飲食店でわいわい食事するという普通の幸せが果たして戻ってくるのか、そんなことを考えてしまう世の中になってしまった。
映画そのものの良さもあるが、早くこういう店で気軽に飲めるようになりたいと改めて思わされる。

64(ロクヨン) 重厚にして骨太

評価:4.0

64-ロクヨン-前編

64-ロクヨン-前編

  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: Prime Video
64-ロクヨン-後編

64-ロクヨン-後編

  • 発売日: 2017/03/09
  • メディア: Prime Video

横山秀夫原作。
たった7日間しかなかった昭和64年に発生した身代金目的の少女誘拐殺人事件を追っていた三上は、この事件の時効を1年後に控えた現在、県警広報官となっていた。
記者クラブと県警の板挟みに苦しみながら、個人としては17歳の引きこもりの娘が家出をしているという悩みも持つ三上を中心に、事件を巡って様々な人間模様が展開していく。
原作がしっかりした重厚で骨太な作品だっただけに、映画版も非常にしっかり作られている。
なんと言ってもキャストがすごい。主役級の俳優が脇を固めていて、重厚さを支えている。
ピエール瀧が三上を演じた全5回のドラマ版も良かったが、やはり映画版のキャストの豪華さには敵わない。
ラストはそれぞれ少しずつ違う。個人的には小説版が好きなので、少し蛇足のようにも思えるが、ドラム缶でのお焚き上げをさらに昇華させたような形なので、これはこれでアリだと思う。
展開が早いのでそれぞれのエピソードがやや上滑りしている部分もあるかもしれないので、もっと深彫りするには原作もぜひ読んでもらいたい。

『岸辺露伴は動かない』 『文學ト云フ事』を思い出す

年末にやっていたドラマ『岸辺露伴は動かない』を観ました。

言わずと知れたジョジョシリーズのスピンオフ作品のドラマ化。

マンガ家岸辺露伴は、その人の人生を本にして読む「ヘブンズ・ドア」というスタンド使い

ドラマでは「スタンド」の説明はなく、露伴の特殊能力としてさらりと流している。

全体的な雰囲気は、かつてフジテレビの深夜放送でやっていた『文學ト云フ事』を彷彿とさせるくらい、文学的でうっとりした。

というわけで、恒例のイラスト。

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『深夜食堂』 はるか遠くになってしまった世界

評価:4.0

映画「深夜食堂」

映画「深夜食堂」

  • 発売日: 2015/07/29
  • メディア: Prime Video

人々が活動を終えた深夜から早朝にかけて営業している食堂を舞台とした人間ドラマ。
何かしらの過去を背負っていそうなマスター、ヤクザ、オカマバーのママ、水商売の女、料亭のおかみ、警察官、元愛人の女、無銭飲食犯、置き忘れられた骨壺……。
出てくる料理は簡単なものが多いが、それでも何かしら心に染みるのは、マスターの人柄であり、この店の持つ居心地の良さなのだろう。
コロナ禍ですっかり変わってしまった新しい生活様式においては、この世界は懐かしさすら感じてしまう。深夜に見ず知らずの店に入って、常連との会話に参加する楽しさ。そういう世界がはるか遠くになってしまった気がする。

『麒麟がくる』第40回「松永久秀の平蜘蛛」

今年に入って早くも二回目の『麒麟がくる』。松永久秀の爆死がくるかという期待がこもる回でしたが、爆死ではなかったですね。

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松永久秀の銘品平蜘蛛が、上官に本音でぶつかっていた十兵衛に嘘の発言をさせるようになるとは。

物語は本能寺の変に向かってさらに加速していくんですが、来週は朝日杯名古屋対局があるので、更新が遅れる予定です。

『進撃の巨人』第33巻 エレンの考えていることがわからない

評価:4.0

前巻の発売直後、別冊マガジンを購入したので、最初の方は読んでいたのだが、それでもやっぱりこの進行について行けてない。
次巻が最終巻らしいのだが、エレンをミカサとアルミンが止める展開以外には考えられない。
このところ、息子がアニメの『進撃の巨人』にハマっていて、ついに現在放送中のFINALシーズンに追いついた。
マーレ人とエルディア人の戦いについての息子の感想。
「それぞれの正義があるのはわかった。でも戦うよりも話し合った方がよくない? エレンの考えてることがわからない」とのこと。君は正しいよ。