マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『仄暗い水の底から』 鈴木光司流親子劇

評価:

仄暗い水の底から@ぽすれん (ぽすれん) 仄暗い水の底から@Amazon (Amazon)
『リング』の鈴木光司原作のホラーなんですが。

正直に言ってしまえば全然怖くありません。というよりむしろ、鈴木光司流の親子の愛情劇を観ている感じです。

元々『リング』も親子の愛をテーマにしたホラーシリーズなんですが、この作品も同じような方向性を持っています。観ている人を怖がらせようという方向性よりも、親子の愛というテーマの方に重心が行ってしまっているように思えます。

個人的には『呪怨』シリーズのような理不尽なホラーより、こういう理由付けがしっかりしたホラーの方が好きだったりします。怖くはないんだけど、それはそれでいいという感じ。

だったらホラー観るなよ、とも思うんですが、観ちゃうんですよねぇ。なぜか。