『万能鑑定士Ｑの事件簿II』 松岡圭祐

評価：

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1作目の後編という位置づけ。これ以降は、各巻完結。
週刊角川の記者・小笠原悠斗と『万能鑑定士Q』の凜田莉子が、ハイパーインフレに見舞われた日本で偽造紙幣事件を追う。
舞台は沖縄と東京に分かれ、数々のミスリードの末に莉子は事件の謎解明に向けて「鑑定」を進めて行く。
第1巻同様、多少強引な部分はあるものの、展開はスピーディで一気に読める。個々のエピソードが短いので、どんどん次のエピソードを読み進めて行くうちに、いつの間にか物語が大きく進んでいく。