評価：4.0
水神中学の西村が、どう見ても『タッチ』の西村にしか見えなかったのだが、その理由もおおよそ明らかになる。
あの須見工業は健丈高校になり、西村は父親が監督をしている勢南高校に進む。この辺りは後々に絡んでくるのだろう。
「背番号1」二階堂のエピソードも終わり、中学編はあっと言う間に終了。
そしてついに明青学園高等部に進んだ立花兄弟。そして前巻でかつての明星高校野球部キャプテンとして登場していた大山吾郎が新しい監督として就任する。
大山には春夏という娘がいて、立花投馬と同じクラスになる。さらに大山を追って九州から来た南郷四郎。
新たなキャラクターがぼちぼち出始めて、ようやく本編が始まるといったところか。なんというか、あだち充があだち充のパロディを描いてるのかと思うほど、いろんな作品へのオマージュ感満載。
