マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ドカベン』 そんなに打率低かったっけ?

その後、ドカベンは文庫版で10巻まで揃いまして。

一冊100円のものはとりあえずこれで打ち止め。11巻が欲しいんですが、なかなかないんですよね。頑張れ、BOOK OFF(笑)。



文庫版10巻でどの辺りかと言うと、高校一年生の夏の甲子園準決勝です。

対土佐丸高校。

犬飼小次郎・武蔵兄弟との対決です。

この頃の明訓のライバルは、神奈川県内では不知火の作新学園と雲竜の高校(名前失念)。

甲子園では初戦に戦った大阪の通天閣高校(坂田三吉)、東北のいわき東高校(緒方勉)に土佐丸の三校くらい。

最初なので意外と少ないんだよなぁ。

明訓の投手は、県大会の最初は岩鬼が先発したんですが、その後は里中が先発。すでに小さな巨人と言われいる。地方大会でノーヒットノーランやったりしたからか。

ただ、山田太郎が意外にあんまり打ってないんですよ。あれ? こんなもんだっけ? という感じ。

確かに、準決勝の試合中、アナウンサーが「ここまで打率5割」と言ってるんですが、パワーヒッターというよりはアベレージヒッターという感じ。アナウンサーも「めだたないですが」って言ってるし(笑)。

なんかずっと打率7割をキープしてたような印象があったんですけどね〜。

やっぱり明訓は土井垣ということなんだろうなぁ(笑)。

★★★

10巻のあらすじ。次に11巻読めるのがいつになるかわからないので、備忘録として(汗)。

初回に3点を取られた犬飼小次郎が、それまでのキャッチボール投法を捨て、山田の二回目の打席から突然剛速球を投げる。その後、明訓は完全に抑えられる(山田も打てない)。

土佐丸の攻撃も本気になり、ラフプレーが続出する。

ラフプレーに剛を煮やした岩鬼のタッチプレーで土佐丸の選手が骨折すると、犬飼武蔵がスタンドから交代で入る(土佐丸ベンチには9人しかいなかったので)。

剛速球になってから完全に抑えていた小次郎は、里中の打順でふたたびキャッチボール投法をする。里中はスリーベース性の当たりを打つが、走塁中に武蔵の故意に頭を狙った送球を後頭部に受けて負傷する。

頭に包帯を巻いた里中は、その後もなんとか土佐丸打線を抑えるが、小次郎にホームランを浴び、2点差に迫られる。

なおも1アウト一、二塁で、迎えるバッターは初打席の犬飼武蔵。ホームランで逆転のピンチ。

果たして頭を負傷した里中は武蔵を抑えることができるか!? というところで続く。

うまい終わり方だなぁ(笑)。