その後、ドカベンは文庫版で10巻まで揃いまして。
一冊100円のものはとりあえずこれで打ち止め。11巻が欲しいんですが、なかなかないんですよね。頑張れ、BOOK OFF(笑)。
文庫版10巻でどの辺りかと言うと、高校一年生の夏の甲子園準決勝です。
対土佐丸高校。
犬飼小次郎・武蔵兄弟との対決です。
この頃の明訓のライバルは、神奈川県内では不知火の作新学園と雲竜の高校(名前失念)。
甲子園では初戦に戦った大阪の通天閣高校(坂田三吉)、東北のいわき東高校(緒方勉)に土佐丸の三校くらい。
最初なので意外と少ないんだよなぁ。
明訓の投手は、県大会の最初は岩鬼が先発したんですが、その後は里中が先発。すでに小さな巨人と言われいる。地方大会でノーヒットノーランやったりしたからか。
ただ、山田太郎が意外にあんまり打ってないんですよ。あれ? こんなもんだっけ? という感じ。
確かに、準決勝の試合中、アナウンサーが「ここまで打率5割」と言ってるんですが、パワーヒッターというよりはアベレージヒッターという感じ。アナウンサーも「めだたないですが」って言ってるし(笑)。
なんかずっと打率7割をキープしてたような印象があったんですけどね〜。
やっぱり明訓は土井垣ということなんだろうなぁ(笑)。
10巻のあらすじ。次に11巻読めるのがいつになるかわからないので、備忘録として(汗)。
初回に3点を取られた犬飼小次郎が、それまでのキャッチボール投法を捨て、山田の二回目の打席から突然剛速球を投げる。その後、明訓は完全に抑えられる(山田も打てない)。
土佐丸の攻撃も本気になり、ラフプレーが続出する。
ラフプレーに剛を煮やした岩鬼のタッチプレーで土佐丸の選手が骨折すると、犬飼武蔵がスタンドから交代で入る(土佐丸ベンチには9人しかいなかったので)。
剛速球になってから完全に抑えていた小次郎は、里中の打順でふたたびキャッチボール投法をする。里中はスリーベース性の当たりを打つが、走塁中に武蔵の故意に頭を狙った送球を後頭部に受けて負傷する。
頭に包帯を巻いた里中は、その後もなんとか土佐丸打線を抑えるが、小次郎にホームランを浴び、2点差に迫られる。
なおも1アウト一、二塁で、迎えるバッターは初打席の犬飼武蔵。ホームランで逆転のピンチ。
果たして頭を負傷した里中は武蔵を抑えることができるか!? というところで続く。
うまい終わり方だなぁ(笑)。