マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『呪怨2』(オリジナルビデオ版) 延長拡大版

ASIN:B00007K4MZ
怖い怖いと言いながら、結局また続きを観てしまいました。

例によって、エアロバイクやりながら。

前半は前回のおさらい。伽椰子編と響子編はほぼ前回のままです。

今回はさらに被害が広がっていくわけなんですが……。

なんというか、前回の延長拡大版という感じです。

前回はまだ、伽椰子の怨念というのが根底にあって、家に近づく人々を恐怖の世界に連れ込むという感じだったんですが。

今回は、それに関わった人々から徐々に感染が拡がっていく……そんな感じになっています。

確かに伽椰子の姿はしてますが、もう怨念というよりは無差別攻撃のようになってしまってます。

以前は、あの家以外の場所に出るときは必ず「電話回線で繋がっている」という前提があったんですが、もはやそんな約束はなくなってしまっています。

とにかくどこにでもしれぇ〜っと伽椰子が現れるという感じ。逃げ場はないし、救いもない。

ううむ。やはりもうちょっと何かこうグッとくる意味付けみたいなものを望んでしまうのは、リングシリーズの影響ですかねぇ?

そういう意味ではリングシリーズの方がずっと深いような気がします。

リングシリーズが、動機のある殺人事件とすれば、こちらは通り魔的殺人事件という感じです。推理小説好きなら前者、異常心理犯罪小説好きなら後者といった感じですか。