マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 STB導入

7月8日の日記で書いた通り、本日STBが到着しました。

これでようやく我が家にも地上デジタルがやってきました。いや、電波は届いてたとは思うけど。

感覚としては、BS/CS/地上デジタル放送に対応したチューナーという感じです。マスプロDST22。意外と大きかったです。横幅もそうなんですが、奥行きが結構あります。前のホームターミナルよりもふた周りくらい大きくなった感じ。

一応LANケーブルは繋いでみたんですが、説明書によればケーブルテレビ経由のインターネット契約が必要とのこと(汗)。DHCPで家庭内LANに挿せばいいようにすればいいのに。役に立たね〜

視聴予約は番組表(いわゆるEPG)で行うんですが、予想した通り、一昔前のEPGです。とりあえず番組表が見れるだけ、という感じです。検索やジャンル別表示などはありません。期待してもなかったけど、使い勝手は決して良くありません。

予約は必ずこのEPG経由で行う必要があります。ってことは定期予約ができないということですね。毎週とか、毎日とかの設定ができない。はっきり言って使えね〜

その他の部分は、まぁなんというか最低限のデジタルチューナーという感じです。

チャンネル数は今までよりも増えたし、BSデジタルも観られるようになったという意味では、今までより数段良くはなってるんですけどね。なんせテレビふなばしのチャンネル選定がひどかったので、そこから開放されたというのは大きいです。

かなり辛口に書いていますが、それだけ期待が大きいということです。CATVによってデジタル放送が身近になったというのは間違いないことです。パラボラアンテナいくつも設置する必要もないですからね。うちのように、南に窓がないと、パラボラアンテナも設置できないですから。その点に限っていえば、デジタル放送の普及に対するCATVの貢献度は高いと思います。



デジタル放送の話題のついでで、デジタル家電についても少し書いておきます。

デジタルチューナー内蔵テレビが今非常に売れていますが、ユーザーインタフェイス部分は作り込みがまだまだ甘いのが現状です。各社それぞれに使い勝手を工夫してますが、一長一短という感じがぬぐえません。東芝の一発インターネットやネット+テレビの二画面表示は便利そうだけど、D端子1つじゃ足りない。SONYジョグダイヤルや二画面テレビにした際、左右のバランスが変えられるのは便利そう。全般的にリモコンが使いにくい、とかいろいろ(自分で店頭で短時間で触ってみた主観的な感想なんだけど)。

液晶やプラズマ、ブラウン管、それぞれに利点もあれば欠点もある。でも、これがベスト!といえる選択肢もないような気がします。

今年はオリンピックがあるとはいえ、ほとんどの放送は深夜なんですよね。ハイビジョン画質のまま録画できるHDDレコーダーもまだ少ないし、録画できてもそれほど長時間録画できるわけでもない。

そういう意味では、今はまだ買い時じゃないのかもしれません。

とりあえず、デジタルチューナーだけ導入して、本格的にテレビやHDD&DVDレコーダーを買い揃えるのは、民放デジタルが出揃ってからがいいように思えます。確かに今までのテレビだとハイビジョン画質は楽しめないけど、アナログ放送は今までのテレビの方が綺麗ですからね。

民放デジタルが出揃う頃までには、薄型テレビももう少し安くなってるでしょうし、ユーザーインタフェイスも格段に進歩することでしょう。

EPGONTV JAPANのように、ジャンル別や好みの局を選べたりできないと、一覧性が著しく悪いということに、各メーカーも気付いてて、いろんな検索機能がつき始めています。ただ、各社手探り状態なので、まだまだ洗練される余地がありそうな雰囲気です。

※テレビふなばしの採用したSTB、DST22のEPG機能はほとんど最低限の機能なんですが、現在売られているデジタルチューナー内蔵テレビのほとんどは、結構充実したEPGが使えるようです。

というわけで、つらつら書いてみましたが、個人的には普通のテレビでもハイビジョン放送は意外と綺麗に映るがなということに感動してたりします。左上の時刻表示がはみ出してたりするところが悲しいけど(汗)。普通に放送を楽しむにはこれだけで満足できます。飽くまで個人的には、ですが。

かみさんの場合はCATVじゃなくても普通の地上波だけで満足なんでしょうけど(汗)。大部分の一般の人はそうなんだろうなぁとも思います。