マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『フロム・ダスク・ティル・ドーン』 前半と後半がこれだけ違うのも珍しい

評価:2.5

フロム・ダスク・ティル・ドーン@ぽすれん (ぽすれん) フロム・ダスク・ティル・ドーン@Amazon (Amazon)
いやぁ、ここまでバカ映画とは思ってませんでした。

前半は完全にバイオレンス・アクション。ロバート・ロドリゲス監督らしく、派手に撃ち合うシーン満載。タランティーノの無茶さが出てて、こういうの好きな人にはたまらない感じ。

銀行強盗の兄弟二人が、メキシコを目指すという、アクション映画そのもののストーリー。途中でジュリエット・ルイスらの親子と合流するまではほんとにそれだけの映画です。

ところが、メキシコに入って「フロム・ダスク・ティル・ドーン」というイカガワシイ店に入ってからは完全にB級ホラー。このギャップがたまらんです。

それまではヴァンパイヤの影なんて微塵も見せなかったのに、後半は全くのB級ホラー。十字架やら聖水やら。途中から別の映画観てるんじゃないかと思わせるくらいです。

アクション映画としてもホラー映画としても、それほど大した映画じゃないかもしれませんが、それが一本になっちゃってるところが凄い。さすがです。