評価:
(ぽすれん) (Amazon)いやぁ、ここまでバカ映画とは思ってませんでした。
前半は完全にバイオレンス・アクション。ロバート・ロドリゲス監督らしく、派手に撃ち合うシーン満載。タランティーノの無茶さが出てて、こういうの好きな人にはたまらない感じ。
銀行強盗の兄弟二人が、メキシコを目指すという、アクション映画そのもののストーリー。途中でジュリエット・ルイスらの親子と合流するまではほんとにそれだけの映画です。
ところが、メキシコに入って「フロム・ダスク・ティル・ドーン」というイカガワシイ店に入ってからは完全にB級ホラー。このギャップがたまらんです。
それまではヴァンパイヤの影なんて微塵も見せなかったのに、後半は全くのB級ホラー。十字架やら聖水やら。途中から別の映画観てるんじゃないかと思わせるくらいです。
アクション映画としてもホラー映画としても、それほど大した映画じゃないかもしれませんが、それが一本になっちゃってるところが凄い。さすがです。