マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 H.264に拘らなくてもいいや

いやはや。

半日くらいずっと動画の変換やってていささか徒労感に苛まれていますが。

結果としては、MPEG4で満足というところに落ち着きました。

PSPのように大画面ならばMPEG4とH.264の違いは結構いろんな部分に見え隠れするんですが、iPodの画面は幸いにして2.5インチQVGAなんですね。

実際に携帯動画変換君でMPEG4の動画ファイルを作成してiPodに転送、再生してみたんですが、思ったより満足できる画質でした。

実験用として、1時間ドラマ3回分くらいの長さ(2時間半)の動画を用意しました。元ファイルは4GB超。

それを携帯動画変換君で「QVGA 29.97fps 1500kbps ステレオ128kbps」の設定で変換。

CPUタイムで約2時間半で変換完了。

iPodに転送して再生してみましたが、普通の場面ではほとんど問題なく高画質でした。深い水の中から水面を見上げたシーンや、壁に斜めに光が当たっているシーンでは、グラデーションの表現がイマイチ(色ムラが出る感じ)なんですが、それ以外の部分では非常に満足のいく品質でした。

結果ファイルは1.42GB。サイズはでかいですが、観ればどうせ消す運命のファイルなので、まぁいいかなと思っています(幸い、容量はフンダンにあるし)。

HDDレコーダーに録画されっぱなしの番組を消化するにはちょうどいい感じです。

レジューム機能もあるし、これだけのサイズでも最後まで音ズレしないので、これで妥協しようかなぁと思っています。

一応同じソースでQTConverterを使ってH.264に変換しようとしたんですが、3時間以上経っても終わらなかったので諦めました。QuickTimeH.264書き出しの遅さにはほとほと呆れました。