マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 問題はどうやってiPodに転送できる動画ファイルを作成するか、だ

さてさて。

ついに日本でも新型(5G=第5世代)iPodが販売開始され、もう既に手に入れた人もいれば手に入れられずにやきもきしている人もいるかと思います。

今回の新型iPodの話題は何と言っても動画再生なんですが、それ以外にも旧バージョンから改善された点も多いんですね。

●薄くなった!(60GBでも、4G iPod 20GBより薄い!)

●再生時間が長くなった!(動画だと60GBでも3時間だけど、音楽なら20時間)

●アートワークや歌詞をずっと表示できるようになった!(個人的には実はこれが一番嬉しい)

●画面が綺麗でデカくなった!(もちろん動画のためだけではなく、写真も綺麗!)

こんな感じでしょうか。

iPod nanoからできるようになった歌詞表示機能なんですが、5G iPodでは歌詞を表示したままの状態に固定できるようになりました。微妙な改善なんですが、これで非常に使い勝手が良くなるんですよね。nanoにも対応して欲しい機能です(というかそれ以前のiPodにも対応すればいいのに)。

と。ここまではまぁいいことづくめなんですが。ひとつ問題があるんですよね。

一番の注目だった動画再生機能ですが、動画ファイルを自分でエンコードするには壁がまだまだ高いのが現状のようです。PSPと同じH.264対応なんですが、ImageConverter2+や携帯動画変換君で変換してもiPodに転送することができないようです。iTunesでは再生できるので大丈夫かと思っていたんですが、iPodへの転送時にエラーしてしまうとのことです。MP4でのエンコードでは転送可能なようなので、H.264の転送条件がシビアなんでしょうね。

まぁこれだけ売れているので(これからも売れるだろうし)、そのうちフリーソフトなども充実して対応してくれるんでしょうが、今のところQuickTimeProを購入するしかないような状況のようです。


その他詳しい記事が例によって例のごとく、AVWatchの週刊デバイスバイキング(「ビデオiPod」登場。PSP用MPEG-4も再生可能? 正常進化がビデオ対応 アップルコンピュータ「iPod」)にアップされていました。昨日渋谷で販売された6台のうちの1台ですな(笑)。

当面は、

PSP用のMPEG4で我慢する。

●中間ファイルとしてMPEG1を作成し、QTConverterでMPEG4 AVC(H.264)に変換する。

の2通りなんでしょうかね。