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いよいよTIPSの開封率も80%を超え、徐々にクライマックスに向かっているような気がする『ひぐらしのなく頃に』です。しかし、毎回毎回プレイするたびに気が滅入ります(汗)。
以下、ネタばれ含みます。
『罪滅し編』は、レナの父親に結婚詐欺を迫るリナと北条鉄平を巡るトラブルが第1のテーマ。
そこから仲間意識の話になり、鷹野メモによるレナの暴走へと至ります。
謎が謎を呼ぶのはいつもの通りなんですが、今回は各編を繋ぐ怪しいヒントが織り交ぜられているのが印象的です。
これまでTIPSで徐々に梨花の二重人格(というか、別人格)の話がほんのり匂わされていたんですが、今回は本編で別人格が出て来ています。
まぁ、そういう意味では『暇潰し編』でも出て来ていたんですが、より真相に近い形で現れたと言ってもいいでしょうね。
レナの過去や家庭環境、そして圭一の過去も明らかになり、これで主要な登場人物の背景がほぼわかった形になるでしょうか。『鬼隠し編』での圭一の狂気についても解明されたような気がします。
それにしてもテキスト量は半端じゃないですね。話も深いし、これが話題になった理由がよくわかります。ただの猟奇的ホラーとは全く別物ですね。