マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『乙嫁語り』 第2巻

評価:4.0

乙嫁語り 2巻 (ビームコミックス) [Kindle版]@Amazon (Amazon)
竈の日(町内の人が共同で利用する竈に火を入れる日)に、アミルは初めての友達パリヤと出会う。
パンを焼くのはうまいが、意地っ張りで刺繍が苦手なこともあり、年頃ではあるがまだ結婚していない。
アミルを取り返すべく、アミルの親族たちが攻めよせる場面もあるが、全体としてはやはりほんわかするような中央アジアの風俗描写が続く。
刺繍の描写や、イギリス人研究家のスミスのエピソードなど、少しずつ19世紀という舞台設定が生き始めてきたように思う。