マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ビッグデータの衝撃』城田真琴

評価:3.0

ビッグデータの衝撃 [Kindle版]@Amazon (Amazon)
最近話題のキーワード「ビッグデータ」。ビッグデータというと、大量のデータをいかに処理するかということが論点のように思うが、それだけではない、というお話し。
「現在のビッグデータブームの中心となっているのは、数値データなどの構造化されたデータではなく、ウェブのクリックストリームデータやソーシャルデータ、あるいはセンサーデータなど、従来からのリレーショナルデータベースに収まらない、構造化されていないデータ(非構造化データと呼ぶ)である」。この観点から、3V(Volume・Variety・Velocity)の面で管理が困難なデータをいかに利用し、分析しているかの実例を示しながら、今後重要視される「データ・サイエンティスト」の重要性を語っている。
ただ、肝心の分析方法などは事例紹介の域を脱していないので、もっと詳しく知りたい人には物足りない。