マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『惡の華』 第10巻

評価:4.0

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祖父が倒れて群馬に戻る春日。
看病する親戚たちとともにいることに耐えられなくなった春日が部屋を離れている間に祖父が逝ってしまう。春日はいとこから祖父が死んだのは高男のせいだと責められる。
祖父の告別式で会った木下は、春日に奈々子の行方を聞く。木下は自分だけが町に取り残されているという。あの事件に関わった人がそれぞれに問題を抱えてしまっている。
群馬から戻った春日に、常磐は出来上がった小説を読ませようとする。
しかし春日は今はその小説を読めないという。小説を引き裂く常磐
常磐は春日とともに仲村に会いに行くという。仲村が銚子の外川という町にいる情報を木下から知っていた春日は、常磐とともに銚子に向かった。
そこで母親に引き取られている仲村に会う。
淡々と、ただ淡々と春日は過去を振り返る。
そしてその春日に常磐は積極的に寄り添っていく。