マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『コーヒー おいしさの方程式』 田口護、旦部幸博

評価:5.0

コーヒー おいしさの方程式 [Kindle版]@Amazon (Amazon)
コーヒー豆の種類、精製から焙煎、抽出までを科学する。
自家焙煎喫茶店の老舗カフェ・バッハの田口護氏と、「百珈苑」の主宰旦部幸博氏が、経験則と科学的根拠を示しながらよいコーヒーを追究する。
焙煎によるフレーバーの違いが一目でわかるチャートは必見。
焙煎の度合いによってどういう傾向になるかがわかるため、コーヒー豆自体のプロファイルとどう組み合わせれば好みのコーヒーと出会いやすいかがわかる。
個人的には深煎りのエチオピアモカがドストライクだったんだけど、いろいろと焙煎度合いを試してみたくなった。
特に酸味系のフレーバーには苦手意識があったため、中煎りを中心にした芳醇な世界をまだ知らないということもわかった。
しかし、ここまで書いていいのかというくらい惜しげもなく経験則を詳らかにしている。良本。