マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


進撃の巨人 第27巻

評価:4.0

戦いも終わり、次の展開への種まきという雰囲気のこの巻。
ミカサがヒィズル国の将軍の末裔であるという事実があっさりと語られ、それに伴ってヒィズル国の存在感が少しずつ増していく。
パラディ島に戻って来ると、エレン、ジーク、イェレナやオニャンポコンらが拘束される。
今回の作戦がエレンとジークの密約によるものだと糾弾されているのだった。
しかし、国内にはエレンを担ぎ上げようとする勢力が立ち上がり、総統を暗殺した後、エレンを脱出させるのだった。

話が入り組みすぎていて、時系列も行ったり来たりするので、初読では意味がよくわからかった。前巻あたりから読み直してようやくわかる部分もあるが、それでもまだ大部分は謎のまま。いつの間にか身ごもっていたヒストリア、ジーク、イェレナ、エレンのそれぞれの真意がよくわからないまま物語は進んでいく。