ネットでいろんな和製英語を調べていると、プラスアルファの語源というのに行き当たりました。
よく聞く言葉ですよね。
でも、考えてみると、αってなんのことかわかんないです。
数学で、変数としてたまに使う文字なので、納屋的にはαとは、正数(ゼロ以上の数)と捕らえてまして、プラスアルファはごく自然な言い回しだと思ってました。
ところが、これは実は野球の和製英語が語源なんだそうです。
野球で、後攻のチームが勝ってると、最終回の裏に×を入れますよね。サヨナラを打ったときなんかもそうです。9回裏に1×と入れます。もしかしたらそれ以上の点差がついたかもしれないけど、勝負が決まったからここでおしまいねってことで。
実は、この×を最初に見た人がαと見間違えてしまったらしい。確かに外国人って乱暴に書くからなぁ(笑)。
そこから、α付きで得点を表記するようになったというのがそもそもの由来だということです。
神1α−0巨という感じですか。
今では試合結果にそんなものつけないし、最終回の裏の表記は×に統一されていますけどね。
確かにアメリカ人には通じないかもしれないけど、日本ではそれで通じてるし、プラスアルファを他の言葉で言い換えるなんてできない。プラスアルファはプラスアルファ。それ以上でもそれ以下でもないわけです。