野球用語の語源って、よくわかんないのが多いんですよねぇ。プラスアルファを調べていて、ほんとにそう思いました。
で、次はサウスポーですが。これは和製英語ではなく、アメリカ英語でもそう言うらしい。
意味はわかりますよね。左投手のことです。あんまり左打者のことは言いません。
語源にはふたつの説があるそうです。
ひとつは、左投手は南部出身者が多かったからだとか。でもそれってあんまり説得力ないんですよねぇ。
もうひとつは、南向きの投手という説。こっちの方が説得力がある。
昔は、ナイター設備(ナイターっていうのも和製英語だけどそれはまぁいいや)なんてなかったんですよね。
で、野球は日中にやるものだったわけです。
そうなると大体夕方ですよね。
夕方はアメリカでも西日になるわけです。
西日に向かって打者が構えるとまぶしいので、打者が東を向いて立つように球場は作るのが一般的だったとか。
つまり、バックネットが西で、投手は球場の真ん中あたりから西を向いて投げる格好になるわけです。
そうなると、右利きのピッチャーは構えるときに北を向き、左利きの投手南を向くことになる、と。
ちなみにポー(paw)は手(hand)のスラングだそうで。
ううむ。説得力あるような(汗)。