マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


 そして全滅へ……

初めてのPTプレイ第5回(最終回)です。

いやはや、長かった(笑)。

さて、前回までにようやく釣りをなんとなく把握し、戦闘中にやるべきこともだんだんわかってきたNayangerです。

PTメンバーをおさらいすると、以下のようになります。

K氏(ガルカモンク)
歴戦の勇者らしい。あらゆることに詳しい。わがPTのリーダーさん
Zさん(ヒューム黒魔)
PTプレイの経験の浅い初心者。
Lさん(ミスラ白魔)
Nayangerと同じく、PT初プレイの初心者。
Nayanger(ガルカ戦士)
言わずと知れたPTに死を招く釣り役。無知は罪ということを身をもって実証している。

★★★

戦闘にも慣れ、どんどんアイテムと経験値が溜まっていくようになってきたPT。

回復役のふたりのMPが半分くらい溜まると、丘の向こうで敵探し。

「とて」あたりのモンスターでも、連携使えば割と楽に勝てます。

と、調子が乗ってきたところで、見たことのないモンスターを発見しました。

なんというか、緑色のクリスタルの化け物のようなモンスター。

最初、動くホームポイントかと思ったものの、ターゲットを合わせて調べると、「とてとて」(とてもとても強い)。

早速、PTに、

N「あ。とてとてだって」

とアナウンス。

PTのすぐ近くだったので、みんなで目視。

K「絶対かなわないから無視してください」

とのことなので、無視することにしました。

何もせずにじっとしていると、その緑の物体は、何事もなかったかのようにゆらゆらと去っていきました。

気を取り直して、周囲を見回すと「おな」の羊がいたので、挑発。

連携が使えるのでほとんど瞬殺……。

したのはいいんですが、後ろを振り返るとさっきの緑色の物体がこちらに近づいてきている!

この緑色の物体は、どうやら魔法に反応するらしい。

気付いたリーダーさんが「今魔法打たないで!」と警告するも、時既に遅し。

戦闘の終了=回復の時間なんです。

回復役のふたりは当然、ケアルを打ってました。

緑の物体はわき目もふらず、リーダーさんめがけて突進。

戦闘開始……。

「絶対にかなわない」と言っていたリーダーさんが戦闘態勢に入る。

死を覚悟した戦いです。

そして、「みんな逃げてください!」と叫ぶ。

……。

……。

あんた、かっこよすぎるよ……。

ここは少しでも時間をかせぐため、Nayangerも剣を抜きました。

みんなに今まで迷惑をかけ続けてきたNayanger。

そして、釣り役と同時に、壁役だったNayanger。

ここで剣を抜かずしていつ剣を抜くというのだろうか。

N「さぁ、逃げてください(笑)」

★★★

結局、リーダーさんはそのまま戦死(2回目)。Nayangerもその後すぐに戦死(1回目)。

なんとかZさんとLさんは逃げ延びた模様。

なるほど、あれがエレメンタルですか。

強いなぁ。ほんとに強い。

そして、時計を見ると午後3時。

その日は午前11時頃からPTに入ったので、かれこれ4時間近くたったことになります。

しかも、昼飯も食べずにやっていたものだから、腹も減りました。

HP(ホームポイント)に戻ったNayangerは、一旦モグハウスに戻って持ち物整理をすることに。

しかし、モグハウスから出るとPTから外れてしまっていることに気付きました。

モグハウスに入ると、PT解除されてしまうらしいのです。

そこで、リーダーさんにTell。

N「そろそろいい時間なので、この機会に抜けます。

  どうもいろいろありがとうございました。

  すごく楽しい初PTでした!」

そうすると、リーダーさん、

K「みんなに挨拶しなきゃ」

と言ってくれました。

そりゃそうですよね。みんなにちゃんと挨拶しときたかった。

でも、言われるまでリーダーさんにだけ挨拶しとけばいいやと思ってたんですよね。

薄情すぎるぞ、Nayanger(あ、俺のことか)。

N「みなさん、ありがとうございました。

  初めてのPTプレイでしたが、すごく充実して楽しかったです。

  また機会があれば一緒にやりましょう!」

と挨拶させてもらえました。

あのままリーダーさんにTellだけして別れるつもりだった自分が恥ずかしくなってしまうくらい、リーダーさんはよくできた人でした。

いやはや。改めて、あんたいい人だよ。

今度から、抜けるときはちゃんとみんなに挨拶します、はい(笑)。

★★★

たった一回のPTプレイなんだけど、かなり長い時間一緒に戦ったような気がします。

稼いだ経験値は結局1,500程度だったけれど、今のNayangerにはそれ以上の価値がありました。

なんといってもオンラインゲームはPTやってこそ楽しいもの。

それを実感させてもらいました。

おまけに5回分の日記のネタになるくらいの経験でした(笑)。

一緒に周ったPTの方、特にリーダーのK氏には感謝してます。