マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


今年はほんとに違う阪神

今年の阪神は違うと思うのは毎年のことなんですが。

今年はほんとに違うという気がします。

数字だけで言えば、7連勝のロケットスタートをした去年の方がいい勝率かもしれませんが、今年は戦い方が断然違います。

一時期、先発はきっちり試合を作るのに、中継ぎが打たれる試合が続いていました。

ところが、この数試合は、先発が打ち込まれ、中継ぎがふんばり、打線が打って逆転する……。そんな試合展開が増えました。

先発が打たれても、みんなで打ってみんなで守る。

この姿。

実は、1985年の優勝当時の阪神を思い起こします。

★★★

当時の阪神のオーダーはだいたいこんな感じでした。


1 右 真弓 7
2 中 北村 5
3 一 バース 44
4 三 掛布 31
5 二 岡田 16
6 左 佐野 9
7 遊 平田 30
8 捕 木戸 22
9 投 ゲイル 45



シーズン中は、江川に100勝目を献上したり、衣笠に通算4000塁打・450号本塁打を打たれたりもしました。

連敗は6連敗を2回やってたりもします。

バースはこの年、.350、54本塁打、134打点で三冠王。中西が30SPで最優秀救援投手になってます。

この年、阪神の投手陣はそれほど良かったとはいえません。通算防御率も4.16。そんなにいい数字じゃない。

けれども、多いのが逆転勝利でした。先発が打たれるものの、真弓、バース、掛布、岡田の超強力打線で逆転し、最後は中西、山本、福間らの中継ぎ・抑え陣の活躍で締めるというパターンが多かった記憶があります。

ううむ。

ほんとに優勝しちゃったらどうしよう(笑)。