マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


『ピノッキオ』 そういえばこんなストーリーでしたよね

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ライフ・イズ・ビューティフル』のロベルト・ベニーニが演じるピノッキオ。

吹き替え版はユースケ・サンタマリアなんですが、イマイチ。やっぱりロベルト・ベニーニの話術は吹き替えだと表現できないようです。頑張ってはいるんだけど、から回りしているというか。

この映画は、ピノキオの原作のストーリーを忠実に再現しています。

有名なのはディズニー版ピノキオなんですが、これは全然別物といっていいかもしれません。雰囲気は完全にイタリア風ピノッキオ。陽気でまぬけでうそつきなピノッキオ。だけど心は純粋で、思わずジェッペットじいさんと一緒に「おぉ、ピノッキオ……」と嘆いてしまいそうになります。

暴れまわる丸太をジェッペットじいさんが操り人形にするところから物語りは始まります。松(ピノ)から作ったからピノッキオなんですね。初めて知りました。

騙されまくり、誘惑されまくりのピノッキオ。まさにガキンチョ(笑)。

それを、50歳のベニーニが演じてるというのがすごいです(汗)。

ライフ・イズ・ビューティフル』の奥さん役だったニコレッタ・ブラスキも出てます。というか、実生活でも夫婦なんですが。

まぁしかし、『ライフ・イズ・ビューティフル』のようにおかしくて泣ける作品というわけではありません。『ピノキオ』の原作、昔読んだことあるけどどんな内容だっけ? というような人にはオススメ。

たまにはこういう古典風の物語もいいですね。