マンガ、映画の感想をベースに、たまにいろいろ書いてます。


2002

『インファナル・アフェア』 

評価: (ぽすれん) (Amazon) トニー・レオンとアンディ・ラウ主演。警察学校時代に観察力の鋭さで潜入捜査官に抜擢されながら、なかなか本職の警官に戻れない男と、逆に香港マフィアのスパイとして警察に潜り込んだ男。このふたりが虚実を織り交ぜながら交わ…

『クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶアッパレ!戦国大合戦』 ほんとに天晴れだわ

評価: (ぽすれん) (Amazon) ホンスミ!のなかしまさんオススメのクレヨンしんちゃん映画シリーズです。そのうち『ヤキニクロード』も試してみます(笑)。この映画も、確か9月頃には観たような気がしますが気のせいです。たぶん。前作の『クレヨンしんちゃん…

『ほんとにあった!呪いのビデオspecial3』 監視カメラの映像

評価: (ぽすれん) (Amazon) 今回は初めてかみさんも一緒に観てみました(かみさんはほかのことやりながらだったんですが)。最初に『リング編』を観た後は、一応製作された順番に観るように努めているんですが、ようやく追い付きました。基本的にエクストラ…

『ほんとにあった!呪いのビデオver.X:4』 やっぱり頭痛になるこのシリーズ

評価: (ぽすれん) (Amazon) 今回は割と怖い映像が集まっていたような気がします。エクストラシリーズ第4弾ということなんですが、「砂嵐」の続編というわけでも全くなく、いつもの「ほん呪」に戻ったような感じがします。冒頭でいきなり、映像先送り(本編…

『ほんとにあった!呪いのビデオver.X:3』 今回は砂嵐が一番怖い

評価: (ぽすれん) (Amazon) エクストラシリーズ3本目です。今回は砂嵐の続編という形ではなく、通常版と同じような雰囲気です。出てくるビデオも、よくある「何かが映り込むような感じ」の映像が多いです。というわけで、あんまり怖くないまま最後まで進む…

『ほんとにあった!呪いのビデオver.X:2』 このビデオ観た後、頭痛が……

評価: (ぽすれん) (Amazon) 『ほんとにあった!呪いのビデオver.X』の続編という位置付けの今作品です。前回の「砂嵐」のビデオを追いかける一方で、ほかのビデオも紹介する、という展開になっています。プロデューサーが東京湾に潜ったり、どうでもよさそ…

『ほんとにあった!呪いのビデオver.X』 ナレーションが聴き取りにくい

評価: (ぽすれん) (Amazon) 特別バージョンということで、『ver.X』(エクストラ・バージョン)となっているようです。4連作なんですが、この巻の最後が続きは次巻となっていたことから、特別に独立したシリーズ、という扱いのようです。確かにスタッフも違…

『黄泉がえり』 日本映画的なSF

評価: (ぽすれん) (Amazon) 日本映画的なSFっぽいストーリーですが、個人的にはこういうのも好きです。藤子F不二雄っぽくて。草なぎくんにはいつも驚かされるんですが、なかなかイイですね。彼の演技。なんとなく日本人っぽくなくて(笑)。竹内結子の演技…

『怪奇!アンビリーバブル 3』 信じられない

評価: (ぽすれん) (Amazon) このシリーズは常に実話という設定なんですが、「これを実話として信じて観られるかどうか」に尽きますね。そういう意味ではまさにアンビリーバブルです。投稿者や実録ビデオに出てくる人がみんな安っぽい役者に見えます。そして…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 13』 タチコマンズ!

評価: (ぽすれん) (Amazon) タチコマたちに完敗。いや、タチコマンズか。君たちはマブシスギル。壮大なドラマを最後まで楽しませてもらいました。笑い男、荒巻、素子、バトー、トグサ……そしてタチコマ。この面々の人間臭いドラマと現実離れしたアクションに…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 12』 公安9課の危機

評価: (ぽすれん) (Amazon) いやぁ、ほんとに楽しませてくれます。このシリーズ。ついに明らかになった笑い男の瀬良野氏誘拐事件の謎。そして迫り来る公安9課の危機。ここまで来たらもうラストまでノンストップです。

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 11』 はぅぅ。笑い男がぁ!

評価: (ぽすれん) (Amazon) もうね。あれです。何も言うことがないです。今明かされる笑い男の素顔! っていうか、映像観ても実はそれは虚構なんじゃないかと思わされるくらいです。笑い男にうっとりですわ。トグサはあんな状態だし、素子はいろんな意味で…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 10』 うおお! トグサ!

評価: (ぽすれん) (Amazon) 今回の主役は、トグサですな。いやぁ、参った。『ライ麦畑のキャッチャー』もちゃんと出てきてますし。しかも野崎版。たまらんです、はい。笑い男編の核心へ迫る展開。次は! 次はどうなるんだっ!はぁはぁはぁ。付録インタビュ…

]『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 09』 荒巻にもうっとり

評価: (ぽすれん) (Amazon) たまらん。荒巻がこんなに切れる奴だったとは。第17話は、荒巻が主役。舞台はイギリス。もう何も言うことがない。完璧。荒巻にもうっとりしてしまいます。第18話は、荒巻の昔の親友が絡む話。荒巻の性格がかなり掴めたので、さら…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 08』 タチコマとバトーにうっとり

評価: (ぽすれん) (Amazon) あかん。ハマリ過ぎてる。正直言って、ここまでハマるとは思ってませんでした。第15話は、タチコマたちに個性が生まれてきているという話。『アルジャーノンに花束を』が出てきたりするんですが、表紙だけでわかりますね、この本…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 07』 遊び心もたっぷり

評価: (ぽすれん) (Amazon) 今回は笑い男は関係ないお話です。第13話は、革命家の話。第14話は、全自動資本主義の話。どちらも話の筋はよくあるSFものという感じなんですが、バイストーリーというか、キャラクターの側面を深めるような内容になってます。笑…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 06』 左利きのキャッチャーミット

評価: (ぽすれん) (Amazon) ここまで来ればあとはラストまで一気に観たくなってしまいます。第11話では、「左利きのキャッチャーミット」が出てきます。サリンジャーの『ライ麦畑のキャッチャー』ですな。そういえば村上春樹版、持ってるけど読んでないや(…

『攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX 05』 ああ、笑い男

評価: (ぽすれん) (Amazon) 観始めたらついつい連続して観てしまいます。それだけシリーズの完成度が高いのかもしれません。第9話では、久々に「笑い男」の話題に戻ります。未来のネットにおけるビジュアルチャットはなかなかミモノです。第10話は、バトー…

『攻殻機動隊 STAND ALONE Complex 04』 徐々に明らかになる

評価: (ぽすれん) (Amazon) 『イノセンス』もDVDになったということで、そろそろ攻殻機動隊の前シリーズ(STAND ALONE Complex)の続きを観ようかなという気になりまして。徐々にキャラクターの背景が明らかになるようなエピソードが入っています。「笑い男…

『スター・ウォーズ エピソード2 クローンの攻撃』 アミダラってレオンのあの娘だったんだ

評価: (ぽすれん) (Amazon) トリロジーDVDBOXが出たからというわけでもないんですが、エピソード2を観ました。エピソード1のときには気付かなかったんですが、アミダラって『レオン』のあの娘(ナタリー・ポートマン)だったんですね。うひゃー。あの女の子…

『バスカヴィルの獣犬』 ゴシックホラー的なホームズもの

評価: (ぽすれん) (Amazon) シャーロック・ホームズものと知らずに借りたんですが。ゴシックホラー的な雰囲気の映画でした。系統的には『ジェヴォーダンの獣』を想像してたんですが、もっと硬派な推理ものでした(ホームズものなので当たり前なんですが)。…

『2LDK』 表と裏のコワサ

評価: (ぽすれん) (Amazon) ホラーっぽいのかなぁと思って借りたんですが、それほど怖いホラーでもなく。サスペンスでもなく、コメディでもなし。なんといえばいいのかよくわかんないです。小池栄子と野波麻帆(って知らないんですが)が、芸能プロダクショ…

『うつつ -ututu-』 期待してなかった割に

評価: (ぽすれん) (Amazon) 期待してなかった割に面白かったです。「世にも奇妙な物語」という感じの映画になってます。主人公(佐藤浩市)とその妻(大塚寧々)の平凡な夫婦の間に突然現れる女(宮沢りえ)がもたらす混乱。火曜サスペンス的なシチュエーシ…

『死ぬまでにしたい10のこと』 without me

評価: (ぽすれん) (Amazon) 原題は「My life without me」。23歳の若さで、余命3ヶ月と言い渡される主人公が、最愛のふたりの娘や人生を嘆いてばかりいる母親に死を隠しながら、最後の人生を思うままに生きる、という内容。主人公の独白の形で綴られている…

『明日があるさ THE MOVIE』 ドラマの延長線上

評価: (Amazon) 去年末あたりにテレビで放送されたものをようやく観ました。HDDレコーダーって、録画したらそれで満足しちゃって、なかなか観ないんですよね〜(汗)。ドラマ版が結構面白くて、毎週観ていたんですが、この映画もその延長線上にあります。は…

『ほんとにあった!呪いのビデオ 〜リング編〜』 ウソかマコトか

評価: (ぽすれん) 視聴者が投稿してきたビデオについて取材するという内容のシリーズらしいんですが。この巻では、同じ日付(2002年9月22日)に「消えろ」という男の声とノイズが入ったビデオが相次いで送られてきた、という内容。しかも、そのビデオの中に…

『28日後…』 英国風バイオハザード的ゾンビ映画

評価: (ぽすれん) (Amazon) 『トレイン・スポッティング』のダニー・ボイル監督のホラー映画。あんまり期待せずに観たんですが、なかなか面白かったです。バイオハザード的なゾンビというか、噛み付くか血液が混じることによって、凶暴なウィルスに感染する…

『蛇イチゴ』 宮迫です。

評価: (ぽすれん) (Amazon) 久々に観た日本映画らしい日本映画でした。一見すると幸せそうに見える家庭に焦点をおき、日常の瑣末なことを映しながら淡々と進んでいく映像。ボケたじいちゃん、リストラ、借金、遅い結婚、詐欺、……。テーマは暗く、全体的に地…

『フォーン・ブース』 一場面劇場

評価: (ぽすれん) (Amazon) 最近コリン・ファレルが気になって仕方ないです。『S.W.A.T.』、『マイノリティ・リポート』、『デアデビル』でそれぞれ全然違う役柄を演じているんですが、この映画でもまたなかなかやってくれます。舞台は電話ボックス。携帯電…

『アダプテーション』 ギリギリのライン

評価: (ぽすれん) (Amazon) この映画を語るにはまず『マルコヴィッチの穴』を観ておく必要があります。『マルコヴィッチの穴』の脚本家チャーリー・カウフマンが、次回作の映画として、『蘭に魅せられた男』の脚本をする、という話。ちなみに『蘭に魅せられ…